2012年1月29日日曜日

プリインキュベーションルーム -学生起業家の卵が集まる場所-


その次の日くらいに、アクロス5階のプリインキュベーションルームを訪問する。
簡単に説明すると、教授室を学生・学生団体に無料開放し、そこをオフィス代わりに学生はベンチャー活動を行うことができる。学生起業家の卵が所属する「準備室」みたいなもの。

プリインキュには学生を支援するサポート室があり、当初は井本亨先生、博士課程後期のケニア人フランシス、後の上司になるMOTの竹岡紫陽さんがいて、色々と起業からキャリアに関するアドバイスをしてくれる。

1回生の春、授業の空き時間は非常に暇なので気軽に遊びに行っていた。
(ノーアポ・目的意識はなかったため、かなり迷惑をかけたなーとw)

先生 「起業したいならまずはビジネスプランを書かないと!」
 僕  「おぉ!そうか②お金になりそうな事、なんだろう。。。」
ここからビジネスプランを考え始める。

話は変わるが、このプリインキュベーションルームには本当にお世話になった。
また、大学は高校と違い学内でのバイトがたくさん存在する。

・産学協同アントレプレナーの庶務
平井さんはスタッフ一人にも関わらず、本当によくアントレに関する膨大な仕事に取り組まれている。
その単純作業をどんどんもらい、アルバイトをさせてもらった。
エクセル・ワード作成から、「とりあえず何とかしてくれ!」とゴールだけ決められ、プロセスは自分で探す・考える。
井本先生のアドバイスをもらいながら、色々な経験をできたと思う。

・教授の資料作り
従兄弟のにいちゃんから「教授は予算持っているからバイトできるで!」と聞いていたので、
「お手伝いすることありますか?」と聞くと、どんどんタスクを振ってもらえる。
「関西のTLOについて調べてくれ!」とベンチャー企業並みの振りが来ることも。

後述するがこのような仕事をがんばっていたため、1回生の後期にプリインキュのサポートスタッフに参加させてもらう。

立命館には面白い施設や教授、成長の機会が転がっている。

産学協同アントレプレナー教育プログラム



「先生!僕起業したいです!」
黒木先生「辞めとけ!」 僕「え?えっ???」
(数年後分かったことだが、「起業したい」という学生がいたら最初は必ず止めるらしい)
今振り返れば、意味の分からない会話をしたなと思いますがw
その後、経営学部事務室のアントレ事務局スタッフである平井孝司さんを訪ね、
産学協同アントレプレナー教育プログラム」(通称“アントレ”)を紹介してもらう。
入学後日から3回生配当の授業に“聴講”という形で参加することになった。

受けた授業を簡単に紹介すると、アントレ教育は1回生の後期の募集がかかり、
当時は経済・経営・理工・情報理工学部(現在、生命・薬学)で構成され、
2回生で「基礎科目」を最低4単位取り、平均B以上を取ると3回生の「展開科目」が受講できる。

僕が受けた3回生の展開科目は、
辻阪京子先生の「イノベーション戦略論」火曜日6時~
15回の講義、すべて「社長さんのゲストスピーカー」で構成されており、
毎回の講演終了後、よくわからなくても講義の感想を言いに行き、名刺を交換しに行く
という平井さんの指示を受け、そちらをがんばりました。
ちなみに、僕が3回生の時には今急成長のテラモーターズの社長さんが講演に来てくれた。

山口俊介先生の「ビジネスインキュベーション」木曜日6時~9時(前期集中)
先生がビジネスプランの作り方や考え方を、面白い話を交えながら教えてくれる。
授業はすごく分かりやすく、学生のモチベーションを上げるのがうまい。
かつ、ビジネスをする事に対する不安等は一切感じない。
3回に1回は上記同様に社長のゲストスピーカーが来てくれる。
最終講義には学生がビジネスプランを作り、発表をする。

単位認定にはならず、「聴講」という形であれば学生のやる気次第で参加できるオープンな講義。
結構初めはビビッていたが、3回生の先輩もすごく優しい先輩ばかりだった。
今考えれば贅沢な経験だったなーと思う。

2012年1月28日土曜日

「大学入試」と「入学当初」


ブログを始めました。

始めた理由としては
1.今までの自分の大学生活の記録→振り返りによって思考が少し高まれば
2.立命生にとって少しでも参考になればいいかな。
3.少しずつ情報発信をしてみる

逆にネガティブな理由としては
・就職活動のためブログ等を人事に見られたくなかった
というところですね。
春からも就職先が決まり、そろそろいいかなぁーと(油断大敵ですがw)

今日のテーマは「大学入試」と「入学当初」(←ちょっと)の話です。

僕は高校偏差値40→大学受験失敗→浪人→AO入試→運よく本学の経営学部に入学。

色々考え、予備校は「代々木ゼミナール」を選び、当時代ゼミの売れっ子先生
三島学先生のお世話になり、(三島先生のブログ
浪人したにも関わらずリスクをどーんとり、日本のAO入試を行っている有名大学を片っ端から受けました。

受かった理由としては、
・親や身内が全員経営者、もしくは自前でビジネスをしている
・留学生のホームステイという活動を始めて、その時、20カ国80人の外国人が家に来ていた(帰国子女にはない国際人材?それがAOを受ける差別化戦略)
と言う事で、入試方式・雰囲気もあり立命の「国際経営学科」に入ることができました。

そちらに関しての入試テクニックはこのブログに書いています。

従兄弟のお兄さんも産業社会学部卒業生で、入学前に下宿選び・家具を知り合いから譲りうけてくれる支援等、
大学の過ごし方などのアドバイスを受け、「アホなので入学当初からスタートダッシュでは負けない!」っと思っていました。
大学時代には「絶対、自分の会社は経験のために作ろう!」という←今考えればよくわからない目標を持っていたなw

まずは入学式の翌日、経営学部事務室に行き、AO入試の面接官の名前を聞き出し、
井口知栄先生という学科の先生を紹介してもらった。
(現在は立教大学にいます)

「起業したいですけど、そういうこと教えてくれる先生いますか???立命って起業教育やっているって聞きましたが!!!」
黒木正樹先生を紹介してもらい、ちょっとビビリながら、教授の部屋を「コツン②」とノックしました。
これが立命の「産学協同アントレプレナー教育プログラム」に出会ったきっかけでした。