2012年2月25日土曜日

立命コンプレックスと編入試験


誰もが通り、考え、通る道「立命コンプレックス」。
学力、英語、経験、存在感、すべてにおいて劣っているのでは... 学外のイベントに出ると露骨に感じてしまう。
学歴社会...今考えればできない理由付けにしていただけかもしれない。 

経営学部の勉強に関していうと、この時期から物足りなさと、退屈間に見舞われてきた。
甘い考えかもしれないが、1回生でかなり面白い授業を消費したのでは...
(実際にオペレーションをやっていないので、机上の空論っぽいところで止まっていた)

そして誰もが考える「大学編入」を僕も考えた。結論から言うと、「環境に文句を言ったない物ねだり」である。
 ある一定の時期を越え成長できるまでは、「周りの友達は勉強していない」”ように”見えるだろう。
早稲田の編入試に必要なマクロ・ミクロの勉強もしてみた。先輩について行き、早稲田のHRMの授業受けてみた。確かに面白い。

そんなこんなで悩んでいるうちに大学から一通の郵便が届いた。「2回生の授業料が全額免除」となったのだ。
また、同年に北九州市の3名しか給付されない奨学金、ボランティア活動が国から評価され奨学金を頂いた。全額免除+数万円である。
3回生で編入すると今までお世話になった人、評価してくれた人を裏切ることになる。。。
ESを手に入れ、色々と書いてみたが、どうもしっくりこない。
加えて、受験費3万円+交通費2.5万円、合計6万近くまで出して受験する価値あるかなー。
「そんなに入りたい理由ないし、こっちでがんばろう!」と受験を辞めた。

結果的にその年の早稲田商学部の年乳の合格者はなんと1名で、同じ学科の友達だった。
しかも彼はその合格を蹴って神戸大学に編入している。なんと...www
結構周りの学生も編入に成功している友達いる。合格者学生はテストに強く、ちゃんと編入予備校に通っている。

「基礎学力ないお前が編入とか調子ノルナーw」と親友に言われ、受かるわけがなかっただろうな...
こういうのって、リスクとって会社を辞め、転職するか、起業するかというシチュエーションに似ているのでは。。。

2回生スタート 留学について考えてみる・・・


2回生が始まった。
留学オリエンテーション、春休みのレクリエーション(以前は数十名の京都観光だった)
留学生との個別の京都観光など、国際交流のほうは順調。
 
国際的なビジネスがしたい!グローバル・・・グローバル...と呪文を唱えても何も始まらない。よし、国際経営学科の勉強をがんばってみよう!っという決意の下、「とにかく面白いと思ったものはしんどそうでも取ってみよう!」という結論に至り、井口知栄先生の留学生と行うプロジェクト研究を受講した。
3回生の海外帰りの先輩か留学生でクラスは構成されており、グループワーク、プレゼン、レポートを書く。
英語でのワークでは全くついていけず、英語が共通言語のフィールドは結構きついな。。。思った以上にできないなーと。
口クラスで最終講義で信楽焼の体験に行ったときの一枚
とりあえず、1年留学に行ったらいいのかな。。。と思ったので、これらについて考え、体験を書いてみる。
大学で英語ができるかどうかははっきり言って生まれた環境、入学前の留学経験のよるのではないかと思った。

1.海外経験が数年ある帰国子女の人たち
こちらの学生は「帰国子女入試」で入学が決まるため、別の言語を選考しているが多い。
高校が3年間海外、親が海外赴任していたなどの子は結構立命館にはいる。

2.高校の時、1年間交換留学に行っていた人
京都の私立高校や立命館高校では、高校の時に授業のパッケージとして1年間海外留学にいけるそうだ。しかも、留年する必要がなく単位は認定され、そのままエスカレーター式で大学にあがってくる。
年間費用は人によるが100万~200万で、300万円までは行かないと思う。
田舎出身の僕からすると理解できないが、関西の有名高校は進んでおり、正直これには驚いた。

3.大学でTOEFLスコアを叩き出して、交換留学に行く人
大学で留学に行くには“交換留学”でないと、立命館と留学先両校に二重で学費を払わなければいけない。
TOEFL iBTで60点以上を出すと、大学の交換留学に行くことができる。(※交換留学は学費は大学持ち)
ただし問題なことは、就職活動をするなら留学からの帰国の時期が大事になってくる。
基本的に、3回生の春から意識の高い子は就職活動を初め、4年生の4月に内定を取り、就職活動を終了する。
一般的に交換留学・通常留学井はは、2回生の後期に出発し、3回生の前期に帰する。就活をするなら3回生の夏のサマーインターンシップからは問題なく参加できる。

しかし、“2回生の後期”に留学に行くには1回生の後期にはTOEFL iBTの高いスコアが必要とされるため、
どうしても上記に書いた1・2の学生が有利になり、3の学生はTOEFLスコアが足りない。
3の学生でどうしても交換に行きたい学生は、2回生の後期にTOEFLのスコアを出し、3回生の後期~4回生の前期まで交換留学にいく。しかし、就職活動ができず帰ってきたことにには選考が終わっているか、海外経験者の夏の枠でしか就活をする事ができない。(海外留学経験者の枠は非常に難しい)
そのため、「5回生での卒業を選び再度就活をする」といった選択を取る友人がたくさんいる。
交換留学の必要とされるTOEFLスコアは出せない、留学費用は高くて払えない。
国内でビジネスを立ち上げたいので1年も海外にいれない、1浪しているので1留もしくは休学はできない。早く働きたい。。。等の理由から国内でも英語はなんとかなる!と結論付けた。
長期では無理でも単発で海外に行くことにした。結果、うまくして在学中にはお金をかけずに約25カ国程度いけたからよしとしようw
無論、1年間も海外に住んだことがないので長期留学の魅力や必要性について意見が言えないので、そのような経験ができた学生は羨ましいと思う。 

そして、姉ちゃんから電話がかかった「カナダ人と結婚するから8月結婚式参加してね!」
予想をしていたが家族に外国人がまさか加わることになるとは...w

1回生のまとめ -活動範囲を広げるチャンス-


この日記を書き始めたのが4回生の最後ということで、正直事実の羅列に追われてしまい、
かなり自慢っぽく、自分自身が何を行ったを書き、何を感じたかということしか書いていなく、すみません。。。

少しまとめをしたいと思う。
国際経営学科ということもあり、「国際」と「経営」という日本の軸を元に活動をしてきた。

・国際に関して
TISA、留学生の受け入れ、内閣府交流事業、アメリカ訪問など、全体的に自分の足を使い行動した。
「アジア人の英語なんて。。。」と思っていた自分の考えは180℃変え、
自分の知っていた世界がいかに小さく、あまりに世界を知らない。。。というと痛感。
いい意味で自分の世界観を広げられたと思う。
学内には本当にたくさんの英語を話したり、国際感覚を磨けるリソースや機会が転がっているため、低回生から利用してほしいと思う。

・経営やビジネスに関して
本当にすべての授業が面白かったっと言い切れる。1回生のうちに十分な見識を広げることは本当に大事。
また、自分がどの立ち位置からアプローチするか、
ex)アントレプレナーになりたいか、アカウント&ファイナンスか、戦略かマーケティングなど、
何の分野が好きで自分が何をしたいか、まだ専門性は決めなくていいが、自分の「好き」を探してほしい。
色々な役割でビジネスがなりなっているのだと思った。

かつ、実際にビジネスをやってみたことで、「学びと実践」という言葉が染み付いたと思う。
「学生だから教えてください!」という姿勢はでどんどん行きなさい!という辻阪先生の言葉、卒業間近になって、「1回生」という立場で本当に恥も知らず、突撃できたことは良かったと思う。

・反省としては
まだまだ自分のキャラがとんがっていて、先輩に“こいつ生意気だな!”っと絶対に思われていただろうw
「周りの大学生のモチベが低すぎで意味が分からない!」っとつっぱてみたり、
“自分が成長するかどうか”という基準だけで友人づきあいを選んでいたこと、これはかなり失敗だ。
加えて、「自分の基準が皆にとっても当たり前」という誤解が多く、(現時点でも直すことができていないが)人間力、振り返るとピノキオだったのだなーと。

基礎演習の友達、アントレの先生や先輩、国際交流で出会う先輩・留学生にはお世話になり、感謝している。
上回生になり、1・2回生から「何かがんばりたいけど、何をがんばったらいいか分からない。。。」といった学生から相談を受けるが、とりあえず予定が空いているなら何か挑戦してみたらいいと思う。
ボランティアでも何でも色々やってみて見識を広げてほしい。3・4回生でまいた種を形にするといいと思う。

幸い、1回生の活動が広報課に取り上げてもらい、2回生の夏休みに立命館のHPデビューすることができた。
ベンチャー、国際交流・・・活動範囲を広げるチャンス
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/rs/090701/swf/04.html 

春休みのアメリカ滞在


2月中旬~3月上旬の6週間、アメリカに滞在することにした。
サンフランシスコ(SFO)行き、帰りはロサンジェルス(LA)のチケットをJALで13万円程度で取った。

SFO→ San Diego → Seattle → LA と飛行機でビュンビュン飛び回った。

「ただホームステイに来たよ!」と全く目的意思なく、遊びに連れて行って♪という無茶振りした。
アメリカ人のホスピタリティーは本当に優しかった。
英語が結構なレベルで分からない、初対面でどう接したらいいか。。。「とりあえず笑っておけ!笑いを取りに行けっ!」で6週間乗り切ったw
基本的に現地の大学訪問、できればベンチャー企業の訪問ができたらいいなーと思った。

以下の教育機関を訪問した。
U.C.Berkeley, Stanford University, U.C.San Francisco, Evergreen State Collage

夏にホームステイに来たマイケルの家がBerkeleyのすぐ近くだったので、数回授業に入ってみたり、スタンフォードに連れて行ってもらった。

「ここからベンチャーが生まれるんだ。。。」と
Googleをこの目で見ただけで中には入ることができなった。NASAのオープンなミュージーアム、パソコンの歴史館等は行くことはできた。やはりコネなしツテなしだと、シリコンバレーは難しいのかな。。。と

サンディエゴでは、高校の時にホームステイで受け入れしたアダムの家に。田舎にでっかい家を建てて、リッチな生活・・・アメリカのミドルハイの生活はすごかった。
その後同様にシアトルのブレイクの家に、アメリカンライフだったな。

最後のLAでは、父の友人の自宅に泊めてもらい、なんと「ワールドベースボールクラシック」の最終戦にな日韓選のチケットをラジオの当選でゲットすることができた。まさに奇跡www

まとめると、
・様々な教育機関を回り、海外の学生のレベルの高さを知った。
・シリコンバレーは行っただけ見ただけ、ある意味動物園と一緒だが、卒業までに再度来ると決意。
・アメリカに家族ともに渡米し、ビジネスを展開していたおじさんはタフで、本当にすごい。
・自分にも世界を目指すビジネスができないかなーと強く思った。

帰国とともに、少し世界が広がった気がした。なんとかグローバル、なんとかならないかなーと思いつつ、
一方でアメリカ人の生活は人によるが究極にリッチだ。。。
海外に長期いると家族や地元が恋しくなる(まだ大学や下宿先は恋しくないがw)
この格差って一体なんだろー?と思い、かつ大学では「これからは新興国だ!」と言われていたので、最も貧しい国に言ってみようと思った。。。

ちょうど、1回生の後期に「マザーハウス」という魅力的なベンチャー企業を見つけ、
山口絵理子さんという社会起業家(本人はそう認識していないが)がかっこいいと思った。
よし、次は山口さんの完全に真似かもしれないが、何とかバングラディッシュに行こう!

学内でもできる国際交流 その②


TISAの活動もかなり活発になっており、学内での留学生の友達はどんどん増えてきた。

11月にはBKCで学園祭が行われた。TISAと留学生で各国のオリジナル料理を模擬店として販売した。



12月にはクリスマスパーティが行われ、ステージがある場所で留学生のパフォーマンス等のイベントを企画し、リア充大学生だったような気がするw
また、オナーズではGSG in APUが行われ、APUの留学生と交流することができた。

そして、韓国留学生が「年末に国に帰るから一緒に来る?」と聞かれ、もちろんYES!
地元の福岡からでる往復2万円のフェリーを予約、いざ出発!っとなった。
なんと中学の時に作ったパスポートが期限を切れていることに前日気づき、
なんじゃそりゃー!!!となり、自分の計画性のなど全体的に失望したが、
これを機に、海外に行く際はかなり予定立てないと。。。と思った。

そして2月に、高校以来となるが、アメリカに訪問を行うことにした。
学内の留学プログラムを使うと相場的に、1ヶ月30万~40万(たぶん飛行機込みで)、
2ヶ月の滞在となると60万(-奨学金免除される)がかかってしまう。
高い...と思ったので、今まで我が家にホームステイ来た留学生の家に住ませてもらうことにした。

1回生後期の授業戦略


手元に成績の資料がなく、記憶が薄れてきたこともあり、内容がずれているかもしれない。

前期ではGPA4.3を取得したものの、かなり成績のいい学生は周りにいるため、ここでいかに踏ん張るかが重要となってくる。

1.語学は以前の日記どおり、引き続く

Reading、Listening、Call(発音)、Communication&Writing(コミュニケーション系)

※仮にここでTOEIC730点を取ると、上記の2科目が免除、かつA+の評価がもらえる

新たに英語経営学入門という講義が加えられ、ケニア人のAGOLA先生がすべて英語で教える

2.経営に関する基礎強化
マーケティング、会社経理、企業論

白珍尚先生の「マーケティング」が非常に面白かった。(今は亜細亜大学で教鞭をとられている)
特に授業にゲストスピーカーを呼び、そのアテンドを学生にさせる。
その募集に参加を希望し、社長さんとお昼を一緒にし、授業での撮影係や補助などを行った。

3.教養科目
教養ゼミナール、スポーツ方法論、生物の多様性
スポ論は以前の日記どおり、バドミントンを再度取り、同様の活動を行った。
生物の多様性は本当に一般的な教養科目であったと思う。

この教養ゼミナールが非常に面白い授業だった。
各学部を越えた1~4回生が好みテーマを選択肢し、教授の専門に沿った授業を受けれる。
「企業家とは何か」という授業を取り、フィールドワークが何度かプレゼンテーションを行った。
動物行動経済学入門やロジカルシンキングなど、興味に沿った授業を取ることができる。
4年間に一度しか受講できないが、お勧めである。

結果的に、
・英語の授業はA+は難しかった ・会計系のテストが苦手だったこと
・オナーズプログラムのため授業を休んで衣笠に行き、出席重視の授業では評価が落ちた
など、かなり成績を落とした。

結果が通年GPA3.85とボーダーギリギリとなってしまった。
「やばい!」と思ったが、とりあえず奨学金の書類は書いてみた。
1回生のこれまでの活動をすべてワードファイルにまとめ提出。。。

提出した書類がよかったのか、学部での貢献は誰よりもがんばったのか、
なんと学部2%しかもらえない西園寺奨学金を頂き、授業料半分50万円程度免除となった。

2012年2月24日金曜日

国際社会で活躍する人材育成プログラム(オナーズプログラム)

立命館はBKC(滋賀県)、衣笠(京都・金閣寺の近く)と二つキャンパスに分かれている。
せっかく総合大学に来たのだから他の学部の勉強もしてみたいなと思っていた。
特に国際関係・政策学部の授業には興味を持っていた。

1回生の前期が終了する間近に
「国際社会で活躍する人材育成プログラム(通称オナーズプログラム)」
の募集がメーリングで回って来た。
元外交官の岡本行夫宮家邦彦氏とともに、全学部から選抜された数十名が参加できるゼミだ。

外交官や国家一種、将来は国際社会で将来活躍したいという学生を集め、徹底したキャリア教育を行っている。
期間は1回生・後期の初めに募集が行われ、「1回生の後期~2回生~3回生の前期」の2年間である。単位認定はならず、BKCの学生は毎回衣笠に足を運ばないといけない。

活動を紹介すると

・岡本行夫ゼミ
岡本先生は本学で毎セメスターに3回ほど講演会を行う。
テーマは時事問題が多く、様々な問題を解説・分析し、彼の見解を述べてくれる。
この講演会後30人程度でゼミが行われ、各自の問題意識や個別の質問を先生を投げかけたり、ディスカッションを行う。

・宮家邦彦ゼミ 「グローバル・シュミレーション・ゲーム(通称GSG)」
説明するのは非常に難しいが、簡単に言うと「模擬国連」のようなものだ。
先生が用意した国際情勢元にしたシナリオに沿って、
学生が各国の大統領や国務長官、国際機関の役を演じ、実際にどの国が動くか等をシュミレーションしていくゲームだ。

テーマは世界の金融問題、北朝鮮やイランなどの核問題、テロリズム、各国の領土問題といった国際問題から、日本政府の経済対策、地震や原発の対応、政策の立案ブリーフまで様々なテーマを行う。

事前学習は必要で、経営を専攻していた僕にとって非常に難しい取り組みで、大局観が身につく学びだった。

この2本が軸となり、オプションとしては魅力的な活動も付随してくる。

・APU研修
上記のGSGを大分のAPUキャンパス(立命館アジア太平洋大学)で留学生と英語で行う。
交通費は支給されゼミ旅行なテンションだが、英語のGSGはかなり厳しく、自分たちの国際感覚のなさを毎回痛感されられる。

・東京ゼミ
年一度、立命館大学の東京キャンパスで行われ、岡本先生が様々な有名ゲストスピーカーを引っ張ってくる。
三菱自動車の益子修さん、外務省官僚、ピースウインズジャパンの代表理事など、通常では会うことのできない方々ばかりである。その後、岡本先生の自宅にて食事会が行われる。

・岡本行夫奨学金による海外研修
年によって国は変わるが、インドやインドネシア、イスラエル・パレスチナなど、
先生の奨学金を頂き、様々な国で1ヶ月研修をさせてもらえる。
私は2回生の春休みにインドに1ヶ月滞在されてもらった。

・インターンシップ
岡本アソシエイツや宮家先生が所属するキャノングローバル戦略研究所でのインターンシップを行うことができる。
かばん持ちから始まり、資料作りといったブリーフィングなどであるが、貴重な経験になる。

・鬼のようなレポート
レポートは岡本先生の著書に対する書評、感想、レポート、
毎回のGSGが終了後はレポートが必須で、事務局が用意する課題もあり、かなりしんどい。

ただ、何よりエッジの利いた学生が集まってきており、協調性がないが大学では本当に素直にぶつかりあえる友人ができた。
また、卒業生には国家一種、外資系投資銀行、総合商社、大手メーカー・証券、放送など、
“俗に言われる人気企業”に内定者が出ており、キャリアを考えるには一番のゼミだと思う。

振り返るとこのゼミでの勉強が将来きっと役に立つであろう。
概要ばかりだが、このエピソードは後日記載したい。

基礎演習


立命館では1回生の初めに「基礎演習」といって、ホームルームのような基礎を勉強するクラスがある。通常の授業と同じ2単位が振り分けられ、各先生の下に30名が授業に振り分けられる。

僕の基礎演はドイツ出身の「ベルント」という先生で、非常に印象的であったため紹介したい。
元ドイツの国体水泳選手、その後研究員となり日本の「野村総合研究所勤務」後、ドイツの車産業を専門に研究を行い本学で教鞭を取っている。
経営学部ではF(単位不認定)をバンバン出すことで有名の鬼教授である。

初めの授業で、各学生に“会社”と呼ぶグループを作らせ、社長(リーダー)を任命する。
この会社のメンバーと共に、ベルントから与えられる多大な課題に取り組む。

最終的に先生から出した評価を元に、会社のメンバーによって各自の評価を取り決める。
本音で語り合えない日本人にとって、お互いを評価しあい、その評価によって自分がA+、友人をBなどと評価するのは大変だった。
ちなみに、僕のグループからはF(単位不認定)を出し、その落とした友達の評価を皆で分け、A+を結果もらった時は心が痛かった。

『飛べない1回生の学生に対して、「無理やり飛べ!」といっているようなもの』
という他の先生の意見もあるが、本当に面白い勉強になったと思う。
初めはベルントによる講義が多いが、その後かなりアウトプットし、学生にはロジックが求めれる。

・会社によるビジネスプランの作成
各会社は収益を得る為に、独自で「ビジネスプラン」を作成する。
何が儲かるのか、自分たちの強みは何か、学生ならではの強みを議論をしプレゼンを行う。

・1千万円の仮想資金による株のトレード
一定の期間で1千万円を仮想資金とし、株を購入する。
その期間であればいつでも持株を売却することが可能であり、
いかに収益を上げるか、なぜその株を購入したか、どのような戦略で行くのかなどを説明する。
もちろん「底値で買って高値で売る」が大切だが、IPOマーケットを購入した別のグループが大勝していた。

・シナリオプランニング
“シナリオプランニング”という将来予想・分析を教えてくれた。
毎年テーマは変わるが、「自動車産業」を全般として未来予想を行う。
三菱自動車が出すi-MiEVという車が流行り売れるか、売れないなの予想を行った。
「自動車の将来予測をする」となると、比較も行うことを知らない1回生は単に自分の意見を述べるだけで毎回叱咤されてしまった。

・1万字の個人論文
他の基礎演では、各グループで論文を書く「ゼミナール大会」に参加するのが決まりだが、
ベルント基礎演では「1人での1万字の論文」を書かないといけない。
「どうして?なんで?」に始まり「その論文に価値はあるのか?」と、テーマ設定から厳しく指導され、しょっちゅう女子は泣いていたw
僕はAO入試ビジネスの関係もあり「お金と所得の関係」というテーマで提出したが、「当たり前すぎて価値がない!」っとバサッと切られてしまった。。。
この論文をゼミ大に1人で挑戦したが、見事に予選敗退してしまった。

「ロジックは第三の言語」で、「統計・会計・英語」が重要だと言っていた。
いかにベルントに怒鳴られないか。。。いや、いかに彼を説得するか、論理性で勝負をするか、本当に考えさせられる1年生の基礎演習だった。

1回生の夏休み その③ 内閣府企画・国際交流事業


立命の国際センターに顔を覚えられていたため、面白い話があれば振ってもらえる。
夏休みに突然電話があった。東京で国際交流事業があり、ESを提出して参加しないかと言われた。
ESは自分の将来ビジョンを日本語と英語で書き、大学の英語の先生のスペルチェックをしてもらった。

参加したプログラムは
「日中韓青少年交流事業」と呼ばれ、
日本・韓国・中国から選抜された100名の学生が日本で「草の根交流」をするものである。
東京までの交通費は支給され、東京のオリンピックセンターで行われる。
期間は事前研修も含め1週間程度、国際交流・ディスカッションを行う。
各国から選抜された学生は、将来国を引っ張るであろう的な存在で、このような事業に参加してくる学生は意識が非常に高い。


東大・京大に始まり慶応・早稲田などの3・4回生が多く、初めて参加した時は本当に驚いた。
現在も行われているいるらしいので、以下のJENESYSのHPをチェックしてほしい。


10月末に毎年には「日本・ASEANユースリーダーズサミット」が行われており、
日本からは100名、アセアンの10カ国から各国20名程度集められ、
合計300名程度がオリンピックセンターで上記同様の取り組みが行われる。
フィールドワーク、グループワークを通じて「アジアの未来」や各テーマについて話し合う。

プログラムで少し違うのは、こちらに参加する外国人の方はプログラム後に、
東南アジア青年の船」にのり、世界各国を訪問する。このような事業にも参加するものありかも知れない。

2つのプログラムの参加費は無料だが、(東南船については知らないので)
書類選考がほとんどで、選考倍率は結構高い。
(提出したESをサイトにアップしようと思ったが添付の仕方が分からないため断念)
1回生で参加した僕には世界の学生のレベルを体感することができた。
また、意識の高い日本人学生の先輩たちと友人になることができ、数名とは今でもコンタクトを取っている。

2012年2月20日月曜日

「AO入試家庭教師」ビジネス④ -ビジネスプランコンテスト-


各大学では「ビジネスプランコンテスト」といって、学生が独自にビジネスプラン(以下BP)を考え、それをコンテスト形式で発表するという取り組みがある。

ざっくりいうと以下の3つのパターンに別れる

1.持込方のBPコンテスト
事前に自分たちの考えたBPを自由に発表する。
ex)立命館大学の学生ベンチャーコンテストや龍谷大学のプレゼン龍

2.課題・提案方のBPコンテスト
大学と企業の提携や協賛により、企業の抱える問題やニーズに対する解決策を提案したりする。
ex)関西大学のKUBIC

3.グループワーク型のBPコンテスト
集まった学生が与えられた課題に対して合宿形式でBPを練り、発表し順位をつける。
ex)学生のためのビジネスコンテストKINGや京都大学のVBLグローバルリーダー育成カップ

コンテストの入賞者には賞金が貰える。
これは「その資金を元にビジネスをやってほしい!」という意向がある。
優勝賞金max100万だったり、勝ったプランを事業化をしなければいけなかったり、各大学によって条件は様々だ。
1.持込方のBOだと、1位は30~50万円もらえたりする。

このようなコンテストで出て、賞を総なめする人は“ビジコン荒らし”と呼ばれ、コンテストの賞金だけで年間200万円もらったりする。。。

私は1回生の12月に立命館のコンテストにとりあえず出してみた。


・1回生だがとにかくがんばっていること

・実際にビジネスをやっていて収益を出していること、
・1回生なので怖いもの知らずでプレゼンをし、プレゼンには自信があったw

などで、3位になる事ができ、賞金の5万円を頂いた。

・財務が分からないので、基礎演習の友達
・PPTのブラッシュアップをプリインキュベーションの井本先生・竹岡さん
・アントレの山口先生に遅くまでブラッシュアップしてもらったこと
・1回生の前期から3回生のアントレを受講していたこと
様々な人に助けてもらった結果、賞を頂けたのだったと思う。



このようなコンテストで勝つと、“面白い1回生”ということで、様々なプレゼンの機会を頂いた。

・アントレ教育の1回生に向けての授業ガイダンスでのプレゼン
1回生がこれから授業を取る“他の1回生”に向けて体験を話すという、不思議な機会を頂いたw

・2月のアントレフォーラムで数百名に向けてプレゼンする

・BKCインキュベーターでは事業化に向けて、弁護士・税理士・行政書士の方にプランを発表

本学のリインキュベーションルーム・起業家奨学金の申請をしてみた。
大学の活動機関で入試関係のビジネスをすることは、教学的にNGらしくそちらは全然だめだった。
モヤモヤ感も否めなかったので、このビジネスを行うのは辞めることにした。

「大学生だからこそ、儲かんなくても夢のあるビジネスをしよう!」っと決断。

ベンチャー企業を起すなら「シリコンバレー!」というビデオが印象的であった事もあり、+国際感覚も磨きたかったので、春休みを利用してシリコンバレーに行ってみることにした。

「AO入試家庭教師」ビジネス③ -実行-


オープンキャンパスのビラまき営業の効果もあり、2名の指導希望者が現れた。

法人ではなく、信用0、かつ大学生で胡散臭い。。。
こちらも交渉能力が不足していて、各自ばらばらで条件の元で指導を行った。

1名は話していて、直感で正直受からないっと思った。
なので何度も指導の断りを入れ、お金はいらないと主張した。
しかし、「だめもとでもいい、受けないと後悔する、お金を出すから指導してほしい!」と言われた。
否応なく一緒に挑戦してみたが、やはりこちらの予想通り、1次の書類審査で落ちた。

もう1名は、こちらの信用もないため、1次選考の合格までは無料で指導した。
その後、2次選考対策は有料ということで指導料をもらった。俗にいう課金型のビジネスモデルだ。
結果、みごとに合格。本人の努力が一番の合格要因だったと思う。

1回生の夏に自分のビジネスをやってみて、その成果で合計10万円程度をもらった。
しかし、「本当にこのままでいいのか?」、自分の中でのモヤモヤ間は否めない。

今振り返ると他の思いつくビジネスプランはなく、自分のバイト経験や強み、問題解決、ニッチを狙ったビジネスで、よく実行したものだったと思う。
しかし、自分のビジネスをする上での「美徳」や「生き様」に反すると思った。

初め業界の問題点などをしっかり理解していたつもりだが、ミイラ取りがミイラになった。

お世話になっている先生に、「大学のビジネスプランコンテストがあるから参加してみたら?」
っと言われたので、やってきた事を言語化し、コンテストにプランを応募・発表してみることにした。

「AO入試家庭教師」ビジネス② -AO入試について-


AO入試概要を簡単に説明すると、
一般入試の受験では合格できる基礎学力を有していないが、何か光るものがあり、
入学に対する強い意欲を持っている受験生が合格できるという入試方法である。

基礎学力は一般入試組みと比較すると明らかに欠如しているので、
受験生の青田刈りといった批判、「アホ(A)でもOK入試」と皮肉られたりしている。
僕は偏差値40台で、ドリスクをとって奇跡を合格をもらうことができた。
詳細は以前のブログ「大学入試と入学当初」より

選考プロセス (立命館大学・経営学部の場合、他の学部でも一部参考になります)

1次審査 書類
エントリーシート (志望理由・がんばってきたこと・入学してやりたいこと等)
学部独自の課題(経営学部はビジネスレポート or ビジネスプラン)

2次審査
小論文、論文課題を元にプレゼンテーション
その後、学部に所属する教授と面接 (国際という名前がつく学科は“英語面接”もあります)

簡単に言うと、「就職活動」の前倒しのようなものを、“大学入試”で行っている。

大学や学部によってAO入試に対する意見は割れるが、うちの学部はAO生をかなり評価している。幾度かAO生の4年後の実態調査を行ったらしい。
その結果、10人に1人は凄い学生を取れており、それで十分だとの解釈らしい。
(※担当の人によって意見は割れると思います)

同年代の経営学部でのAO合格者10名と入学当初から積極的に友達になった。
入試で提出した資料を見せて貰い、体験話を聞き情報を集めた。
このくらいの受験生だった受かるな。。。という目利きを鍛えた。

※余談だが、予備校の先生・小中高校の先生達は生徒を見た瞬間に「この子は受かる、こんな人生を歩む」というのがある程度予想ができ、かなり当たるらしい。長年の経験と勘のようだ。

詳しい受験ノウハウはこちら 立命館大学 AO入試 合格の道

「AO入試家庭教師」ビジネス① -業界の問題点-


教育ビジネス・受験ビジネス、誰もが身近感じ、一度は疑問を抱くのではないだろうか。
予備校に浪人した際も年間100万円程度授業料を払ったし、立命館大学の文系の授業料は年間100万。
今振り返ると、「いい教育を受けるにはお金がいる」日本では当たり前のことだ。
※余談だがヨーロッパに行った時、多い大学は無料なことに驚いた。


直面や体験した疑問・問題を記載したい。


・ピンハネ型
基本的に安い賃金で学生を使い、そこをピンパネする。ビジネスの世界では当たり前のことかもしれないが…
相場感覚として、塾の生徒は1時間or1コマ(1.5時間)=3,000円程度 塾に払い、大学生は1,500円もらう。
その塾は機会の提供とマージンをはねている。
また入ったばかりの大学生を“研修期間”と称して、大学生をただ働きされる塾もある。
僕もこのような塾に勤め、おかしいと思って塾長に直訴して1日で辞めた。


・教材や更新料がやたら高い
以前のブログの通り、「入会金」だけでなく、塾や特に家庭教師で多いのだが定期的に教材を購入しないといけないというルールがある。
それらの教材は、「50万~100万」といったものもあり、かなり高価なものがある。
一度を契約を結ぶと、指導をする大学生の先生との「年間の更新料」として数十万円を支払うというケースも。
大学生の知らないところで、生徒の家庭は家庭教師協会や塾に多額のお金を払っていることもある。


・予備校等での高すぎる“個別の指導料金”
予備校でプロの先生と1対1の個別指導を希望すると、1.5時間=2~3万円 は最低でも払わないといけない。
医学部受験を行っている受験生の友人が、よく個別指導を受けていてすごいなーと思っていた。


このあたりは自分の受験経験や7名の家庭教師の体験に基づく。
家族の口癖が「文句があるなら自分でやってみろ!」ということなので、
自分の自信の強み、他の協会とどう違うのか?差別化を考えてみた。


“AO入試で合格”という少し稀な受験経験を活かした、「AO入試専門の家庭教師」をやってみることにした。


夏に行われる大学のオープンキャンパスにAO入試の受験生が集まるので、友達に駅でビラを配ってもらった。
※大学内でビラ配りや営業活動をすると問題になるので気をつけてほしい。


なんと指導希望者が現れた。。。

大学時代のお薦めアルバイト 「家庭教師」


予備校でお世話になった三島先生は、大学生は「知的労働をするべし!」と繰り返し教えてくれた。

特に家庭教師がお薦めで「勉強の仕方を教えているようで自分が教えられている」。振り返っても非常にいい経験だった。
大学の成績を重視するなら居酒屋・コンビニなどの深夜バイトはお薦めしない。朝早い講義に支障をきたすからだ。
※高校の時、地元のブリックホールというカフェ兼ライブハウスでバイト経験があるので、飲食も十分社会勉強にはなると思う

以下の文章は、実体験なので参考程度にしてほしい。
浪人中、AO入試の合格結果が10月末に出たので入学までほぼ“フリーター”だった。(一般入試は2・3月に合格発表)
予備校の先生の薦めで“立命館入学”という名前をしっかり使い、地元で高校2年生×1名、中学2年生×3名、ボランティアで高2×2名の指導をしていた。

本当に家庭教師は難しい・・・結果がもろに指導者である自分に帰ってくる。成績が伸びる子・伸びない子は様々で毎日が試行錯誤だった。
自身の交渉と結果によって自給が決まるが、まだ僕が大学に入学してないこともあり、自給1000円~1500円程度の設定となった。
(入学後は1.5時間2500円で働いた)、11月~3月までの5ヶ月間で30万円程度貯めることができた。

これらを行う中で何度か気になる点が出てきた。
地元の塾に登録したが研修制度に不満を持ったり、教材を100万円とぼったくったりする悪徳家庭教師協会も存在する。
僕が指導した中学生もわけの分からない教材を、指導が始まる前に50万円で購入させられていた。。。
正直、教育業界はうさんくさいなーと思った。(※もちろんきちんとやっている方々はたくさんいるので誤解しないでほしい)
後述するが、これらの経験や問題を元に「AO入試家庭教師」というビジネスプランを思いつきやってみた。

入学後も草津の中学2年生を指導し、ある意味で家族や弟みたいな感じだった。
指定時間を延長する事もあり、無料で指導していたりすると毎回晩御飯を頂いたw
深夜1時まで付き合う事もたまにはあったが、それくらい熱意を示さないと生徒は本気なってくれない。
(朝は気合で起きて授業に参加しましたが…)

まとめ
・自分の過去の強みを生かすこと
根本的に誰でもできることはコモディティ化し、労働賃金が安くなる。
なので自身の強みは何か…?と考え、歩んできた過去を振り返ると“大学受験を乗り切ったことは十分強みになる”と思う。
だからその経験をノウハウ化し、生徒の教えて、次の世代に繋げてほしい。
・自身の成長やモチベーションマネジメントになる
教えているようで自分が一番教えられている。自分ががんばっていなければ「他人に勉強がんばれ!」なんて言えない。
僕の大学の成績は基本開示していたし、どうやったら生徒が勉強するか本当に悩んだ。
中学生なのに立命館のオープンキャンパスに連れて行ったりして、大学の魅力を伝え、そのための高校受験だ!と伝えたりした。
・食事などのフォローを考えると下宿生にはぴったりのバイトでは?
上記の体験より。結構下宿生は寂しいよw

【注】しかし、入学当初に多くの大学生は家庭教師や塾バイトに殺到するので、初めはこのようなバイトの倍率は高いかもしれない。

行動力のある後輩は自分でビラを作成し、それをまいて営業をかけたりしてうまく行っていた。ここら辺の詳しいノウハウは書き出すと長くなので割愛します。(コメントくれたら書きますが)
家庭教師、お薦めなので是非!

2012年2月9日木曜日

1回生の夏休み その②


海外に行けなかったが、国内での国際交流は満喫した。
留学生は後期入学・卒業者もいるので、夏には別れと出会いがいっぱいだ。
以前紹介したTISAの活動 「Farewell  Party(追い出し会)」より2枚
 

一方、院生の受け入れ活動など、新しい留学生が大学に入ってくる。
一緒に市役所に行って手続きをしたり、日本語授業のTAなどに参加した。
ここでバングラディシュ人と友達になり、2回生の夏には彼らについていくことにした。

残りの2枚は、アメリカから我が家にホームステイにやってきたマイケル。

実家の趣味が「留学生のホームステイの受け入れ活動」で、現在までに10年間この活動を続け、20カ国以上、120人前後の外国人が僕に家を訪れた。
彼はフォトグラファーで、一緒に関西をまわり2日間で京都・大阪8ヶ所程訪問した。
国内でも国際感覚は磨けると思っている。 

1回生の夏休み その①


講義・アントレ・国際交流・友人付き合いも順調に進みだし、夏休みに突入。
当初「インターンに参加する!実家には絶対に帰らない!」とわけの分からない目標設定をした。
やっていた活動を紹介します。

・インターンシップ
僕は大手企業が企画する夏のインターンシップに応募していた。
「3回生募集とか書いてないからいいじゃん!」と思い応募したが、今考えれば1回生が受かるわけなかった。。。
1週間程度のインターンで、3期ほど募集されていたので、
ESを出す→落ちる→キャリアオフィスに行く→「1回生なのに気が早すぎ!」といわれる。
ESをまだ出す→教授にアドバイスもらう→しかし落ちる。夏休み予定がずるずると後に遅れる、と無駄が多かった。

ベンチャー企業は低回生向けのインターンを募集していたり、JAE で検索すると1回生でも参加できるものはあると思います。
・アントレの社長訪問
アントレの講義で名刺交換をさせて頂いた社長さん方にメールをし、コンサル会社と人材関係のベンチャーを訪問されてもらった。

コンサルの社長
目的意識もなくコンサルの社長に会いに行ったため、「なんでここにきたの?なんで?目的意識は?」を数回聞かれ、厳しい意見をもらいフルボッコ。
なんか怒られた気分になったw 僕の髪の毛も少し赤かったし、全体的に生意気に写っただろうし、忙しいのに時間もらい申し訳なかった。
(その社長さんとは今でも仲良くされていただいているが)

人材関係のベンチャーの社長
こちらは社員ランチに参加させてもらい、3回生の先輩も同行していたため話は盛り上がり、社長さんからは会社経営の大変さなど教えてもらった。
・学内での企業説明会
就活を控える人が参加する学内での企業説明会に参加、仲のいい3回生の先輩にくっついて行った。
こちらはインターンとは違い、1回生でも参加できるので「どんな企業があるのだろう?」程度でも勉強になるかもしれない。

・オープンキャンパス 経営学部スタッフ立命では「オーキャンスタッフ」というオープンキャンパスを運営する団体があり、昔はインビテーションオンリーのものだった。
今は一般応募でも参加でき、意識が高く・大学を楽しんでいる学生参加しているのでお薦め。応募の詳細はこちら。
AO入試の受験生は、入試の情報を得るためオーキャンに参加している人が多く、僕もこのスタッフに参加したかった。
(余談だが、毎年AOの合格者の中に、「オーキャンスタッフがしたい!」っと入学当初から希望してくる1回生がいるらしい) 
僕はオーキャンスタッフより、経営学部だけのスタッフをしたかったので、担当者と直談判。
経営学部では始めての直属スタッフに任命してもらった。自給800円・昼ごはんと楽しいバイトだった。
卒業までこの活動をさせてもらった。

国際交流系の話は次になるが、今振り返れば海外行きのチケットを取り、放浪するべきだったな。。。と後悔している。
変に先のキャリアを考えるのではなく、今目の前にある事に挑戦するべきだったかなっと。

1回生の前期の授業戦略


(※関西の大学では“○年生” を”○回生”といいます)

AO入試の僕は基礎学力がないので、大学の授業についていけるかな。。。とビビッていた。

立命館は学部の成績上位優秀者に2%位に対して、「西園寺奨学金」という授業料50%オフの奨学金制度がある。
これ取ったら親孝行できるやん!っと思い、大学では必死に勉強しようと思っていた。
いい成績を取り、この西園寺奨学金を取っている人には(←四年間を通じての感想だが)

1.テスト一発型 (出席0)で、いい評価をもらう人
2.テストには弱く、出席・レポートの授業で評価をもらう人
がいると思う。テストには弱いため、もちろん僕は後者の戦略を選んだ。レポート評価の授業も積極的に取った。

しかし、基本的に1回生の授業は指定されているので、選べる範囲は少ない。
1回生の授業は、
1.経営に関する基礎教科 2.教養科目 3.英語などの語学 の大きく3つに分かれている。

1.経営に関する基礎強化(これはほとんど指定されている)
基礎統計・企業と経営・企業と会計・情報処理演習・基礎演習(これは本当に面白い先生だったので後日書きます)
このあたりは経営学の入門なので、しっかり授業を受けてテストに望んでほしい。
※この時期に「簿記」を取って挫折し、「F評価(不可)」を取る学生が多く、あまり受講はお勧めしない。
入学前に大原・簿記3級に通った僕は、(時期の関係で簿記の試験は受けてないが)、コスパが悪いので取らなかった。

2.教養科目
組織と社会(短めのレポート数本)
スポーツと現代社会 (レポート一発だが、本当に面白い、スポーツマネジメント系)
スポーツ方法論 (スポーツをして2単位もらえる{今は1単位かな?}自分の経験しているスポーツを選び、リーダー等をすると評価が高くなる)

3.語学 (英語を受講、うちの学科だと中国語を受講可能)
Reading、Listening、Call(発音)、Communication&Writing(コミュニケーション系)
の4つで、入学すぐにtoeicを受験し成績によって英語のクラス分けがある。

高校で1年間くらいの留学経験がある学生、受験英語をみっちしている学生はトップのクラス。僕は真ん中w ここらへんは出席が前提の科目で、1回休むとA+(優)はもらえない。かつ、評価は先生の好みでぶれるのでかなり努力が大切。

思い出しながら書き、今の授業と若干違うため、以下のオンラインシラバスを参考にしてもらえたらなーと。
でも振り返ると、1回生の入門講義はほとんどが新鮮に映り、楽しい講義ばかりだった。
この他にアントレプレナー教育の授業を聴講していたため、毎週1・2回は社長の話を聞き、 基礎も応用も悪くないスタートだった。

そして夏休み明けに出た前期の成績の結果が“GPA4.3” (5段階評価)、周りの女子も似たような成績を取っていてどうなんだろうーと思っていた。

続く

2012年2月8日水曜日

学内でもできる国際交流&英語の練習


国際経営学科に選んだ理由として、「ビジネス」と「英語」を勉強したいと思っていた。
そして、将来的には一流のビジネスマン、世界で通用する国際人になりたい!なんて。

英語の勉強となると、ESS(英語サークル)に入るというのが一般的な大学生の考え方である。
とりあえずESSに行ってみる。。。日本人同士で英語をしゃべることに抵抗があり、+雰囲気が合わないと感じ即却下!

AO入試の面接官だった先生に相談。TISA という国際交流イベントを企画している公認団体に入ることにした。
簡単に説明すると、BKCキャンパスには留学生がたくさんいて、彼らはパソコンやロボットとかの理系科目などを専門的に勉強している。
留学生の院生などは英語でほとんどの授業を受けれるので、日本語は全く話せなくても大丈夫。
しかし、日常生活するには言葉の問題があったり、日本の友達ができなかったりする。そんな彼らのサポートをする団体だ。
彼ら留学生と「留学生と仲良くなりたい日本人」が交流できるイベント企画を行っている。
BBQ、京都観光、学園祭の出展、クリスマス会、卒業パーティ、等々
初め「英語しゃべるならネイティブがいいな」と思っていたが、ネイティブスピーカーはBKCには10人もいない。
実際に交流してみると、アジアからの留学生は英語はペラペラで、世界銀行などから奨学金をもらうなど国のエリートばかり。
自分の考えは浅はかだったし、世界では国際化は本当に進んでいるだなーと。(むしろ日本が遅れているだけ?)
以下の写真はBBQの時の写真で 


このBBQで英語の司会をやらせてもらったり、イベント運営者になると留学生と友第になりやすい。
やり方次第で、学内でも十分英語の練習はできるし、国際交流できるじゃん!!!
ということで、留学生を見つければ片っ端から話しかける生活が始まった。w