2012年2月20日月曜日

「AO入試家庭教師」ビジネス① -業界の問題点-


教育ビジネス・受験ビジネス、誰もが身近感じ、一度は疑問を抱くのではないだろうか。
予備校に浪人した際も年間100万円程度授業料を払ったし、立命館大学の文系の授業料は年間100万。
今振り返ると、「いい教育を受けるにはお金がいる」日本では当たり前のことだ。
※余談だがヨーロッパに行った時、多い大学は無料なことに驚いた。


直面や体験した疑問・問題を記載したい。


・ピンハネ型
基本的に安い賃金で学生を使い、そこをピンパネする。ビジネスの世界では当たり前のことかもしれないが…
相場感覚として、塾の生徒は1時間or1コマ(1.5時間)=3,000円程度 塾に払い、大学生は1,500円もらう。
その塾は機会の提供とマージンをはねている。
また入ったばかりの大学生を“研修期間”と称して、大学生をただ働きされる塾もある。
僕もこのような塾に勤め、おかしいと思って塾長に直訴して1日で辞めた。


・教材や更新料がやたら高い
以前のブログの通り、「入会金」だけでなく、塾や特に家庭教師で多いのだが定期的に教材を購入しないといけないというルールがある。
それらの教材は、「50万~100万」といったものもあり、かなり高価なものがある。
一度を契約を結ぶと、指導をする大学生の先生との「年間の更新料」として数十万円を支払うというケースも。
大学生の知らないところで、生徒の家庭は家庭教師協会や塾に多額のお金を払っていることもある。


・予備校等での高すぎる“個別の指導料金”
予備校でプロの先生と1対1の個別指導を希望すると、1.5時間=2~3万円 は最低でも払わないといけない。
医学部受験を行っている受験生の友人が、よく個別指導を受けていてすごいなーと思っていた。


このあたりは自分の受験経験や7名の家庭教師の体験に基づく。
家族の口癖が「文句があるなら自分でやってみろ!」ということなので、
自分の自信の強み、他の協会とどう違うのか?差別化を考えてみた。


“AO入試で合格”という少し稀な受験経験を活かした、「AO入試専門の家庭教師」をやってみることにした。


夏に行われる大学のオープンキャンパスにAO入試の受験生が集まるので、友達に駅でビラを配ってもらった。
※大学内でビラ配りや営業活動をすると問題になるので気をつけてほしい。


なんと指導希望者が現れた。。。

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