2014年12月30日火曜日

大学を辞めて起業することについて

全く反対、というかそもそも大学辞める必要あるのか?と思う。大学生という立場を使ったほうがいいような気がする

というか最近、このような意見に対する批判的なブログを書くのもめんどくさくなってきたので、そろそろ辞めようかと思うw

「学位なしの起業」は本当にクールなのか?僕はティールの資金より大学院を選んだ
http://toyokeizai.net/articles/-/55876

また、最近見た記事では、スティーブジョブスなどの有名な起業家は皆大学を中退している、だから、君も有名な起業家になりたければ中退して今すぐ起業しよう!と記載がある。

上記のような意見を言っている人は、ベンチャーキャピタルで学生に無理に起業してもらいキャピタルゲインを狙っている人、以前のブログで紹介したがベンチャー企業に就職してもらいたい人が多い。

その人はそもそも大学を中退した人なのか?そのような意見を言っている人がちゃっかりMBAまで取っていたり、むしろ高学歴だったり…w 中退者としての経験を持っている人なのかどうか等々

やっぱり「メディアリテラシー」と「自分の頭で考えること」が大切なのかと思う…


【個人的には】ITは確かに学生のアイデア一つで大きくなれるかもしれないが(←僕はITは全くだめなので)、きちんと就職して、そこでネットワークを創り、信頼され独立し、仕事を受ける、そこでいけそうであれば急拡大するか、EXITを狙うかで、固い経営を行ったらよいのではと思う。

ビジネス=信用 つまり、学生は信用がなく、きちんと一個一個信用を積み重ね、ビジネスを創って行くことが大切だな…(信用に創り方はまた書こうかなー

アメリカの優秀な人は、本当にベンチャー企業に就職するのか?

アメリカの優秀な人材はみなベンチャーを起こしている、もしくはベンチャーに就職している。
だから、日本の優秀な若手もベンチャーを起こすか、まずは大手企業ではなくベンチャー企業に就職しよう! という意見、ホンマかよ?って思う

ハッキリ言って根も葉もない意見だ。

アメリカの最も就職したい企業ランキングを見ると、Googleがトップだし(ここに最も優秀なという学生の言及はないものの)、私がトルコ出会ったスタンフォードの学生はMicrosoftに就職予定で、「大企業でニーズを探すし、一概にアメリカは多様なので優秀な人がベンチャーに行くとは限らない。が、確かにその通りかもしれない、一時期はインベストバンカーが流行っていたけど…」と教えてくれた。

言いたいことは
①情報を鵜呑みにするのではなく、批判的な意見を持とう
②誰が何を言おうと、行きたい進路に行こう
③人気就職先なんて時代によってそりゃ変わるよ
ということ。

【ちょっと転職市場について】
日本で上記の意見を言っている人は書いている人は、大企業"も"ベンチャー企業"も"経験した人だろうか。日本企業の転職を見ていると、

①大企業  → ベンチャー に転職のケースはありえるが。
②ベンチャー ⇒ 大企業 のケースはとても少なく、正直両方経験した人の話ですら客観的ではないので参考にならない。
(特に各社によって全然文化が違うので、本人の経験談の話を聞くのは危ない?のでは…言い過ぎかw)

【イベントで大企業が悪だとかいう人】
最近のベンチャー関係のイベントを見ると、単に優秀な学生をベンチャーに就職させようとしている、特に洗脳しているように見える。

別にベンチャーに優秀な人間が流れることが悪いことでなく、日本社会に大きな影響を与えるかもしれない…

ただ、誰が、何を、どういう意図で言っているかを理解する事、また、その人のキャリアを見て、分かった気になったように言っているか、理論的・体系的に言っているか、を気をつけて聞いてほしい

2014年12月1日月曜日

日経新聞の読み方② (大学生→MBAの今) 

②海外から帰ってきて纏め読み
慣れてくると速読方法が身に付くので、出張分などは休日を使ってフォローしていく


③社会人になると…「この記事はおかしい!」と分かる
電機メーカーに勤めていたのだが…こんなに日経を読んでいない人が多いとは思わなかった。他社の人と話してもそんなに読んでいないし、皆自分の仕事が必至というわけだ。今は日経オンラインもあるので、朝に軽くチェックする、という人が多いかもしれない。

【営業マンに聞かれたときに答えられるくらいには…】
営業マンに「御社の記事が○○ありましたが…実際のところは?」と聞かれることもあり、その場で検索していたwww 私は「朝までに必読」ではなかったので、昼休みに読んでいたり、週末に纏め読みをしていた。毎日こつこつ読むことが大切

【おかしい記事】
大企業で働いていたので、2日に1回は必ず自社のビジネスが記事になる。ただ、実際のところ、これはおかしい!とか誰かがリークしている記事だ!(M&Aなど)とかが分かるようになる。
これがメディアリテラシーというやつだ(ゝω・*)


④MBA生になると (所要時間:20分~30分)
今までは自己流で日経新聞を読んでいたが、ビジネススクールに通っている現在は、金融面の施策や政治も少しずつ分かり始めたので、楽しくかつ丁寧に読めている。

また、移動時間などは暇なのでスマホで読んでみて、効率を心がける

自営業を行っているので、記事を読むだけでなく、得た情報からアクションを起こし、仕事に繋げないといけないため、オンラインで(記事を破って)保存したりしている。
必要であればfacebookで呟いてみて、反応を待つ等など…


⑤最後に 日経だけでなく+α
日経以外に、SNS(Twitter・facebook)とTV録画(ワールドビジネスサテライト・ガイアの夜明け等など)を活用している。二日酔いで頭が回らないときはTVから情報を得る等を工夫を行っているw

食品系の仕事をやっているため、広告・チラシ・雑誌は眺めてみたり、浴びるように情報を得ている


振り返ってみると、
①がむしゃらに取り組むのもいいが、きちんと指導してくれる人がいればよかったなーと。また、②お世話になっている社長さんからは「記事を見れば本質がわかり、かつ、誰がどういう意図でこの記事を出しているか分かる」と言われ、自分はまだまだだなーと。

ご参考頂ければ嬉しい。

日経新聞の読み方① (大学生→MBAの今)

"就活生は日経を読まないといけない!"とか"日経はビジネスマンの常識!"とか言われている。

【読まないといけない業界、そうでない業界 ※IT系の人はほとんど読まない】
に働き出すと分かれると思う。金融の人はマーケットの関係上、朝の仕事開始までに読まないといけないし、マスコミで記者やっている人は他社も含め4-5社の新聞を購読して会社に行くらしい(←どんだけ速読能力があるのだ…(゜ロ゜)

一方、IT系やエンジニアなどは自業界ならではの購読ものやサイトがあるので、そちらをフォロー

私は日経新聞を読むのはビジネスマンの基本だと思うので、日経+α何かなのかなーと思う。

読んだから仕事ができるやすごいいる人は必ず読んでいるとかはあんまり関係ないのでー


ちょっと自分の大学時代から現在の読み方や意識していることを記載


①新聞を取ったのは大学2年生 (一つの朝刊を読むのに1時間はかかる)
研究室のM1の先輩が日経を読んでいたので、読み終えたものをもらい頑張っていた。しかしながら、知識も速読能力もなく、一つ一つの記事を丁寧に読んでいくと軽く1時間を超えてしまう。

特に政治・金融系の知識がないので、「企業」ばかり読んでいたが、とにかく眺めてみる、という事が大切。大学生はお金がないので、図書館に毎日通って読んでみてはどうだろうか。

途中
・だいぶストーリーとして記事が分かるようになってきた
・日曜日分は飛ばし読み、もしくは読まない

毎日②記事を見ていると、世の中のストーリーが見えてきて、読むスピードも上がってくる。日曜日は日経も休みたいだろうし、かつ教養の記事や書籍の紹介が多いので、基本的にはさぼってもいいかもしれない。

【就活において】
面接官はなぜか「今朝の日経で気になる記事は?」とか質問してくる。
いやいや、人事のあんたなんてぶっちゃけ読んでないだろうし、記事見ても意味わかるの?って感じなので、その質問がすごく大切ではなく、まあ経済とかに興味あるのかなー?という意味で聞いていると思う。

日経は読んでいませんが、このニュースは興味あります!でいいと思う。