2015年4月29日水曜日

就職活動⑯ 面接で準備しないなんて考えられない

久しぶりに就活について、特に面接に関して記載しようと思う。私が1stキャリアで働いていた会社では「交渉チーム」に所属していたので、商談・交渉漬けの毎日だった。ここで交渉のド基礎を叩きこまれたと思う。

口がうまい人を除いて、面接の準備は必ず行わないといけない。
というかそれが受かるための努力であり、最低限の準備であるからだ。逆に貴方が準備不足だったとすると面接官に「志望度はこの程度か…」と思われるかも。

「就活はノリでウイウイ行きました!そんなに準備をしなくてもいいよ~ありのままでぇー姿みせるのよー」という内定者もいると思うが、きっと彼は家電販売店でのバイト経験があるか、セールスがうまいか、プレゼンがうまいか、ナンパが得意な人だろうw

話を戻すと、交渉チームでは、事前準備を徹底的に行っていたということだ。いやというほど。交渉は知的なスポーツであり、口での戦争のようなものだった(ちょっと大げさかなw

・何をメッセージ(要求として)伝えたいか
⇒就活では…採りたい!一緒に働きたい!と思わせる?ことが大切?ここは各々の判断で…

・想定される質問を徹底的にシュミレーション、またその回答や受け答えも事前に準備
⇒なので、一般的に聞かれないとは思うが… ex 「貴方を動物に例えると?」と言った変な質問が来た時の対応まで…できる範囲で行うべき。それが自己分析だと思うし。

・商談(面接)の時間の流れを意識する。起承転結や10分ごとの流れにも注意
⇒面接官も設定された時間があるため、自分の手元の時計をちらちら見ながら…相手の顔色を見ながら… 特に最後にやってくる「逆質問」は大変だ。何も質問ない!ってなるとね…印象悪いし

【よくありがちな事】は、自己PRや志望理由で「整理されていないパターン」と「自分が何を言っているか分からなくなったりするパティーン」
*3年生のサマーインターン向けに自己PRがうまく話せなくて、友達に見てもらったり、動画やボイスメモに採ってみて、何度も練習したのを思い出した。

**こんな事を書いていますが、自分がうまくできたかどうかは…自戒を込めた反省ということでw

「算多きは勝ち、算少なきは勝たず」という、伊丹敬之著 「孫氏に経営を読む」を読んで思った感想

PS
国際社会で活躍する人材育成プログラム (通称:オナーズプログラム)でも、トップ外交官の方々に外交(交渉学)について徹底的に教えてもらった経験が今でも血となり、肉となっている。

2015年4月27日月曜日

チャレンジするセンスや感度を見ている

今、僕はバリバリの現役大学院で、所属大学で複数のプロジェクトを動かしたり、まあ属いう「管理」 → カッコよく言えば「プロマネ」を行っている。おめーインキュベーションマネージャーだろっ!って言われることもあったw
学部時代は、プリインキュベーションルームのスタッフを行っていたため、大学全体のイノベーション戦略の一部ではあるが、飲み会(笑)に始まり、様々な仕掛け作りや施策を行ってきた。以前のブログはここ

そのため、今でも所属している大学の教員・職員 と 学生の間に立ち、大学全体のイノベーションやインキュベーションに貢献できるべく、プロジェクトをいっぱい走らせ、学生とともに活動している。

その中で最近感じることは、「チャンスや機会、チャレンジに対するセンスや感度があるかどうか」ということを意識するようになった。

私は外部からプロジェクトの依頼や何かしたらの声をかけてもらうことが多く、それを学生にやってみない?と誘ってみると、

①メッセージにシカト
②持ち帰ります ←大体断られる
③目的や得られるものを聞いてくる、でもやらない
④即決!とにかくやってみます!

様々なリアクションがくる。まあ…そもそも論として、「自分で考えて、自分で行動を起こせて、自分で何かを創造できる」という人は、個人で調べるし、別に声をかける必要もなく、何かあれば個別に質問があります!って言ってくるか、全くご縁がないかのどちらかになる。

ので、エンジニア系の学生やちょっと引っ張ってあげないといけない層を狙っている。

これが私立文系だと全くやり方は違って、「頑張れよ!以上」

私は上記考えに行きつくのに、失敗を繰り返し、一年かかったよ。こちらとしても、複数の学生に声をかけて、誰がやってくれるかな?というスタンス *マルチソースは当たり前だし。

とりあえず、かなり愚痴だけど、

「意味とか意義とかは説明されるのではなく、自分で考えて!目の前に何か転がってきたり、声かけられるってのはチャンスだから何も考えずチャレンジしてみなよ!」って感じでさ。まあ、その後の展開は僕らも勿論考えているので、頑張ってよー!ってスタンスなのだ。なのだ…

チャンスをつかめる、これ、センスなんだな。

学ぶ = アウトプット

本当に学んだかどうか・勉強したかどうか・身に付いたかどうか、を測ることは難しい。テストで高い点数を取ったらいいのか?いい大学を卒業したらいいのだろうか?
ぶっちゃけ全く勉強しなくてもビジネスで結果を残している人もいるし、学びは成功確率を高めるが、「絶対条件」ではないということだ。

今までのブログで、幾度となく行動することの大切さを記載してきた。

ただ、最近つくづく思うことは、学んだかどうかというのは当人の行動や残した結果によって判断したらいいんじゃないかなーと思う。
私はリーダーシップのゼミだったので、皆リーダーシップ学んでいたのだが、リーダーシップが身につかなかったら何のためにあったんだろうかと思う。エロ本見ている中学生と同じで、妄想病にかかっていたという事だ。。。

・肩書で勝手にハードルが上がる事にも気をつけよう
MBAを今私は勉強しているので、必然的に「マネジメントできるっしょ?」とハードルがあがる。「戦略かけるっしょ?」ってのも同じかな… MBA勉強したのに…ってなるしね。
旧帝大卒業しました→ 頭いいっしょ? 経営学部卒業しました→ マネジメントできるっしょ? 将棋部・囲碁部でした→ 頭いいでしょ? アントレプレナー受講していました→ もちろんベンチャーするでしょ? っとなる。

つまり、肩書やプロフィールによってハードルは上がるし、身の丈以上に期待を煽らないこと
を気をつけるようにしている。

・大学のOBOG会に行くと (完全に文句ですが)
僕の所属していた衣笠のゼミは「グローバルリーダー育成」のようなプログラムだった。

私は全くそうは思わないが、「自由に議論をすること」・「夢を語ること」が大学生の権利化しているため、やる・やらないを無視して好き放題言える。大学を卒業するまでは!
ただ、卒業してOBOG会に行くと、あの時何をほざいていたの?っと言いたくなる。ローカルですら全くリーダーシップ取れないのに…つまり、受講していたプログラムや教えてくれた先生に対しても、はっきり言って、無駄な時間を取らせたわけだ。

本当に学んだかどうか、それは測ることはできないけど、全ては人となり活動で評価できるんじゃないかなーとか思うわけです。母校の経営学部生にはリーダーシップあふれる人材になってほしい。すべて自戒を込めてですが…

2015年4月23日木曜日

努力じゃない領域 -少しデザイン思考と問題解決と…-

今回は日経新聞を引用しながら紹介したい。

まず「努力」という意味は、机に張り付いて行う座学的な努力を指す、ある意味高校までのお勉強だ。入学後、経営学部で学んでいると何が正しいか、何をするべきか、全く分からなくなるし、社会に出ても、会社にでても何が正しいかなんてなくて、自分で見つけないければいけない。
売上が高いほうがいいのか?シェアNo1がいいのか?従業員満足度が高いといいのか?休みが多いほうがいいのか?納税をたくさんしているのがいいのか?海外出張や国際的な仕事ができればいいのか?などなどなど

話を戻すと、コミュ力が高い経営学部の後輩には、チームで動く、そして創造性に富んだ領域で勝負してほしいと思う。個々人でガリガリ勉強するより、チームメンバーの掛け算でsomething newを創りだしてほしい。

その中でホットなのがデザイン思考(以下のブログで紹介した)
大学の起業家教育について -デザイン思考について①-

デザイン思考で有名なIDEOという会社は博報堂に買収されるなど、something newの作り方、や、そのような取り組みや文化を持っている会社は価値が高い。
(デザイン思考はもちろん参考にはするが、私はちょっと違うかなーとか思ったり)


また、日本経済新聞の哲学は「アイデアより人」 自由闊達、創造力育む では、

>「創造力とは、すなわち問題解決力」。
>「問題はどんな企業にも政府にも個人の生活にもある。つまり誰でもクリエーティブになれる」
>「よいアイデアを凡庸なチームに与えれば、そのアイデアを台無しにし、凡庸なアイデアを優秀なチームに与えれば、それをテコ入れするか、もっといいアイデアを返してくれる。よいチームを作れば、よいアイデアに恵まれる」

と記載していた。

ちょっと纏まりないブログになったけど、個々人で頑張るよりチームを作ってがんばろう!特にリーダーシップを発揮して頑張ろう。デザイン思考も色々あって、創造性でないと思う貴方も、問題解決を一生懸命頑張れば、創造性に富めるかもしれない!という話でした。ちゃんちゃん

2015年4月14日火曜日

【メンタル】久瑠あさ美さんの記事を読んで

とても温まる記事であった。早速amazonで筆者の本を購入した。

第2回 メンタルを鍛える心構え ~潜在意識へのアクセスで人生は劇的に変わる~

>メンタルトレーニングとは、メンタル(心)に秘められたその無限の潜在力を引き出し、可能性を広げるために行うものです。
>私が行うメンタルトレーニングでは、まず心のなかに眠っている潜在力を信じる力を作っていきます。

>ただし、ここでいう自信とは、根拠のある自信ではありません。
>根拠なく自分を信じる力を持つこと。そのためにも、「できるか、できないか」ではなく、「やりたいか、やりたくないか」を判断基準にすることを忘れないでいただきたいと思います。



>“こうなりたい自分”を強く思い描くことで、敗者から勝者へとメンタルは変えられるのです。


【感想】
この記事を読んで感じたことは、率直に母校を振り返ってみると、受験戦争で負けた人が多く、受験コンプレックスや負け癖から脱却できていないということだ。

受験コンプレックスにはついて以前の コンプレックスと編入試験 にて触れたが、「負け癖」についてはまだ記載していない。別にディスっているわけではないのだが、基本的に、負け癖がついている人は、PDCAをしっかり回せていないのだ。どうして失敗したか?ex 受験で失敗した理由を分析せず、そのまま来ちゃった。ex2 就活で序盤で失敗した理由を分析せず、なーなーになってしまい、
終盤まで同じ失敗を繰り返す人が多いように見える。「みえる」だけ。

人生においても、ビジネスにおいても、会社においても、失敗したとき・負けたときは、引きずらない程度にしっかりと反省を行い、修正して次に活かさないと行けない。

【感想②】
その中で、大きく3つ以上の段階に分けられるのでは…と想像した。

①「こうなりたい自分」というビジョンや理想を持てるか
これは受けてきた教育や出会った人に影響されると思う。先輩もやっているから自分もこれくらいはできる!とか…見つけ方は多様だ。また、ネガティブ経験をしたくないから、「こうはなりたくない!」というパターンもあるかも…

②自信を持つことができるか
自信について記載すると、「25才まで(30才まで)の自信は過信だ」と教えてくれた教授の言葉が染みる。→ きっと自信なんて持たなくていいから、とにかく失敗を恐れず、チャレンジしたらいいよ!ということだろう。

③成功体験を積み上げたことで、リスクを取ったチャレンジできる
大きなチャレンジをする時、それは年を増すにつれ、計算高くなり、リスクを取れなくなる。例えば、40才のおじさん(子供もいたとしたら)がミュージシャンになりたい!と言ったら、正直皆失笑するだろう。また、日本でも起業をする!と言いきると、必ずと言って「で、何をするの?」と聞いてくる。いいじゃん、起業してから考えれば…笑


自戒を込めてだが、記事を読んで学んだことは「自分の限界値を決めて、自分を過小評価している」という反省だ。自分の潜在力って何だろう…良いところ…まだ伸ばせるということは何だろう?

あと、気になっているのは、苦手を伸ばすのではなく、得意を伸ばす、ないしは潜在力を伸ばすという戦略をとっているのはどうしてだろうか…ブログを読みながら自分の中でも考えて行きたい。

【メンタル】についての勉強ノート

鶏が先が卵が先か、という話しに近いが、リーダーシップのベースには「心理学」が大きく関係していると思う。心理学の中にリーダーシップが含まれるのか、リーダーシップの一部に心理学が含まれているのか、それは大した問題ではなく、学者に任せて本題に入る。

リーダシップについてはたらたらと記載しているので、以下の 経営学部生に求められるもの 【リーダーシップ編】× 【経営学最強論】 や 【リーダーシップ編①】周りがやる気がなくて、士気が下がる後輩君たちへ  最近更新した 【ソロソロHR編①】 ちょっとめんどくさい人と付き合えるほうがいい! でダラダラと記載しているので、そちらを参考にしてもらったらいいのだが…

社会人になり、心理学やメンタルトレーニングについて勉強しようと思い、メモ?や勉強ノート?としてブログを更新していく事にした。現在、私はMBAを専攻しているので、MBAの知見(そんなに偉くないけど…)や事例を挙げながらノートを進めて行きたい。

・ビジネスにおけるメンタルタフネスの重要性
まず、ビジネスでは気力・体力・根性が必要で、大学での温室トマトの生活から、ジャングルにおっぽり出される事も多い。就活でも体育会系が優遇されるでしょ。
仕事がきつかったり、上司から攻められる、精神的に辛くなったり、体力の限界に近付き、ビジネスマンライフからドロップアウトする人は多くはないが、多少見てきた。私自身も会社に行きたくないし、月曜日は憂鬱だった。

・why
今は自営業?のような生活を行っているので、メンタルトレーニング(やメンタル管理)が大切だなーと思う。自己管理だけでなく、ビジネスで大きな勝負をする時、投資をするとき、危機に面する時、精神管理は明らかに重要だ。

・まずはスポーツ選手を参考に
話しは変わるが、心理学やメンタルトレーニングの分厚い本を読んでも正直眠くなるだけで、取り急ぎ、私はスポーツ界のアスリートのメンタルトレーニングはビジネスマンにも応用できないかと思い、今日の勉強やノートとしてググってみた。 *以前、モチベーション系の本を読んで挫折したので… おいおいはメンタルトレーニングの本をしっかり読んでみたいっす。

少しサーチしてい見ると日立ソリューションの面白い記事に出会った、

ビジネスコラム >久瑠あさ美のメンタルトレーニング講座 >第1回 メンタルのタイプを知る ~メンタルが示すあなたの生き様とは~ の 生き様診断テスト を行ってほしい。面白い!印刷しましたw

>「メンタルタイプ」とは、いわばその人の生き様。
>そして、タイプによって「自分はこう在りたい」と思う無意識の願望を知ることができるのです。

・ちょっと所感?
マーケティングで行うセグメンテーションを心理学?メンタル学?にあてはめ、性格のタイプ分けを行う。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」の己を知る、ことから始めたらいいのかな…?

特に以下を文章を参考にしたい。

>メンタルトレーニングと聞くと、性格を変えたり、自分を変えたりするために行うものと考える人が多いのではないでしょうか。しかし、自分を変えるとは、つまり自分を否定することと同義。本来武器にするべき自分を否定することは、最もしてはいけないことです。

>私はトレーニングを始める前に、その目的を「自分を変える」のではなく、「自分を生かす」ことだとお伝えしています。

誰かがいい事を言っていた「性格を変えることはできないけど、考え方を変えることはできる」っと

【ソロソロHR編③】 リーダシップ入門 (日経新聞を紹介しながら…

最近、私が毎回楽しみにしているコラムがある。それはタワーズワトソンという外資系の人材系戦略コンサルティングの方が書いている以下のコラムである。

2015年3月3日 日本経済新聞より
第2版リーダーシップ論(4) 優れたリーダーはよく話す 変革に備え課題・人脈づくり

*詳しくないので簡単に説明すると、人材系コンサルはTowers Watson とMercer の二強と言われている。 **どうして就活中に上記二社を受けなかったのか、ちょっとM2の私はインターンできないか調べたりしたw

話を戻そう。どうやったら組織はうまく回るのか?自分がリーダーの際どうやったらいいのか?人が楽しく・目一杯働いてくれるか?そんなことを悩んでいる人は多いだろう。特に学生団体の代表をやっている人は多様だが、似たような悩みを持っている。しかも、それを共有したり、相談したりする環境は少ない。答えがないから…教えれる人が少ないから…

そんな時、上記の記事がur tipsになるかもしれない。

引用すると…

>リーダーのなすべきこととはすでに述べたように変革をリードし、実現することです。変革実現のためには不透明な環境の中で真に取り組むべき課題を見つけ、組織全体の様々な部門の人々を動かし問題を解決することが必要です。

>端的に言うと「課題づくり」と「人脈づくり」に集約されるのです。本質的な課題を見極めるには情報の量と質が必要なのです。リーダーが日常的に人に会い話をするのは、様々な人から情報を集め、色々な立場や角度から取り組むべき課題を見つけるためなのです。

*J. P. コッター ビジネス・リーダー論 を筆者(Towers Watson 永田氏)が解説しているのだと思う。

上記 > (引用) について私のなりの解釈を簡単に記載すると、問題や課題を見つけ、組織を動かすこと。友達をたくさん作り、情報を集めること、また、そこで仕事を取ってくる事、だと言っているように思える。

経営者の方が異業種交流会や常に人脈を広げている事も当てはまるし、毎年一緒の活動を行っていると社員や学生も気が緩み、だれてしまうため、リーダーは常に高い目標を模索し、決定し、組織を動かさないといけない。

そんなことを思った。大変だ (笑

結論からいうと、言い方が悪いかもしれないが、リーダーシップは宗教に近いところがある。最初に私が入社した会社の同期に代々続くお寺の息子がいた。彼はリーダシップや人の動かし方、それは「仏の教え」だよ、といっていた
(↑ 適切な表現見つからないので、とりあえず「教え」と書いたけど…)