2016年5月28日土曜日

努力じゃない領域 -少しデザイン思考と問題解決-

今日は日経新聞を引用しながら紹介したい。

まず努力という意味は、机に張り付いて行う座学的な努力を指し、ある意味高校までのお勉強だ。入学後、経営学部で学んでいると、何をするべきか、何が正しいか全く分からなくなるし、社会に出ても、会社に入っても何が正しいかなんて分からなくなり、自分で見つけていかなければいけない。
例えば、売上が高い会社がいいのか?シェアno1がいいのか?従業員満足度?休みが多い?納税?海外出張や国際的な仕事がしたい?などなどなど

話を戻すと、コミュ力が高い経営学部の後輩には、チームで動く、そして、創造性に富んだ領域で勝負してほしいと思う。個々人でガリガリ勉強するより、チームのメンバーの掛け算を重視して、something newを創りだしてほしい。

その中で、ホットなのがデザイン思考だ(以前のブログを紹介)
大学の起業家教育について -デザイン思考について①-
デザイン思考で有名なIDEOという会社は博報堂に買収されるなど、デザイン思考の取り組みやそのような文化を持っている会社の価値は高い。(私はデザイン思考のやり方は参考にするが、ちょっと違うかなーとか思ったり…)


また日経新聞の哲学は「アイデアより人」 自由闊達、創造力育む では
>よいアイデアを凡庸なチームに与えれば、そのアイデアを台無しにし、凡庸なアイデアを優秀なチームに与えれば、それをテコ入れするか、もっといいアイデアを返してくれる。よいチームを作れば、よいアイデアに恵まれる
>「創造力とは、すなわち問題解決力」 >問題はどんな企業にも政府にも個人の生活にもある。つまり誰でもクリエーティブになれる

ちょっと取り留めないブログになったが、リーダーシップあふれる後輩には、チームで動くこと、そのためにリーダーシップを発揮すること。別に創造性に富んでないと思う人には、問題解決を考えることで創造性な貴方になれるはず、である。

まあ私も自分はビジネスマン気質の個性がない学生だったと思うし、自分で自信のことを創造性がある!なんて言えないし、今も自信がないけどねー、ちゃんちゃん

2016年5月19日木曜日

努力じゃない領域 -理屈じゃ勝負できない領域-

ある人は言った「経営学は過去と未来を繋ぐものである」

私は実際に事業をやっていて思う。
過去と未来を繋ぐものあるべきであるが、この未来予想にはかなりのセンスがいる。ケーススタディをやってもやっても、私には未来はまだ見えない。

→いつか見えると思い、毎日格闘しているけど

話を戻すと、前回の簿記の話から一変し、、、創造性豊かで、行動力豊かな後輩には、理屈じゃない領域で勝負してほしいと思う。

例えば
・マーケティング
一見、マーケティングは過去のケースをやり、何故売れたのか?を後付けで分析する学問ではある。しかしながら、誰も「きゃりーぱみゅぱみゅ」というわけ分からない言葉がヒットすることは予想できなかった。つまり、ヒットの要因は分析できるが、よく分からないというわけだ。ここは勝負しどころかもしれない。アイデア一つで世界が変わるんだ。

・リーダーシップ
経営学部の子は比較的コミュ力が高いため、誰もがリーダーを務めれるポテンシャルはある。しかしながら、一旦働きだすと、このリーダーシップを発揮する場面は確実になくなり、新卒なんてボトム力が求められる。
なので、大学時代にサークルなどで、無給のチームをつくり、マネジメントするという取り組みは最強に難しく、この苦労を買って出るときっと将来役に立つ。起業する、something newを創る力はこれ。

最後に、
関西という土地柄
以前のブログにも書いた?かもしれないが、「関東の四年間と関西の四年間、どちらで過ごすか、全く違った四年間になるし、人間性が変わってくる」、あまり書かないが感性とかだ。

なので、関西や京都、大阪、滋賀の土地柄に目をつけ、自分にしかできない何かを磨いてほしい。私は人生は4科目の音楽、体育、図工、家庭科が重要だと思う。

MBAは本当に理屈の世界だったけど、理屈を通り越して、やっぱりリアルなビジネスは説明できない領域だったり、笑顔だったりするのよね。学部生が勝負できるところはそこでしょ!?

まあ努力じゃなくて、好きでやっているだけどねw ちゃんちゃん

【参考】
前回のブログ
努力じゃない領域 -簿記に苦しむ後輩へ-

以下はちょっと関東、関西の学生の違いに触れている
私がブログを作成する理由② 「マニュアルやノウハウに簡単にアクセス」

努力じゃない領域 -簿記に苦しむ後輩へ-

最近、このブログの「基礎演習」というワード検索のアクセスが多い。ちょっとその時期(1回生で)、平行する簿記について書いてみたい。

経営学部に入ると真っ先に簿記3級(前期) → 2級(後期)と1年丸ごと費やす人が多い。僕は「アホでもOK入試」所謂AO入試組なので、そういうテスト系は諦めていた。座って学ぶ勉強は嫌いだw

深く言い訳すると、浪人した10月にはAOで合格通知をもらっていて、時間を見つけ、入学まで大原に通ったので、簿記の大変さを他の学生より分かっていたし…簿記なくても財務諸表は作れるし…
さらには、ファイナンスの中でも事業計画と事業価値や買収については詳しく、富士通の同期では一番だと思うよ、なんちゃって。


話を戻そう。


簿記の所謂、暗記系と努力系と座学的な勉強に時間をたくさん費やすのももちろんありだけど、無理だと思えばさっと見切りをつけてしまうことのほうが重要だ。経営学部で簿記持っていないことを誇ったらだめだけど。

むしろ、経理できる人を雇えばいいし、税理士を使うほうに回ればいいし、最低限の知識は実際に会社をつくり、毎月現金を管理すればわかる。というか、簿記の勉強で仕訳とか言ってもイメージが沸かない。

ただただ、言えることは大学四年間の感性が豊かで、貴重な時期を勉強、特に座学に費やすことがもったないということだ。そういうのは国公立の勉強が得意な人に任せればいい。乱暴な言い方だけど。

一方、4年間は正直長い。前半座学中心でもいいじゃないか、という意見もあるだろう。

では、どういう差別化が重要か考えよう。

PS
今度、経営学部や商学部の学生のインターンでは「簿記持っていますか?どうして取得してないのですか?」とか聞いてみようかな。うちの会社を支えてくれているのは、経営学部のインターンの簿記1級持っているスーパー大学生だけどねwww

2016年5月14日土曜日

職種を意識した就活が変わるべき 【就活"終了後"編⑧】も

近日思うことは、もう少し職種を意識した就活システムにならないかなーと思う。

・経営陣になると業務範囲が広いので除く
・ベンチャーや組織が小さくなるとカバー業務が広くなるので同様に除く

①そもそも何がしたいかじゃなくて、「どの会社に入りたいか」
私もとにかく大企業で働きたいと思っていた一味なので、何とも言えないが、有名企業のバックオフィス(例えばショムニ的な)に就職し、アフターファイブを楽しみまくるのもいいだろう。が、やはり毎日が楽しい仕事のほうがいい。

②キャリアや貴方は誰?何ができる?
貴方は何?誰?という問いに、営業マンや財務マン『xxマン』と堂々と言えたほうがいい、私は今採用活動も始めているため、「私はxxができます!」とはっきり言ってほしい。そっちのほうが分かりやすいし。

③私の話
確かに私も会社に入ることが目的化していたし、人事部にバイヤー部が向いているじゃないか?と言われるまで、自分の職種を意識していなかったが、今はバイヤーのキャリアでよかったと思う(今は自営業者なので全部業務を行うけどね)
以下のブログも参考下さい。

【就活"終了後"編⑤】内定後、数日休んだら配属に向けて全力疾走

④職種を変えれるのは難しい
ジョブローテが激しい会社もあるが、転職市場では専門的に、何ができるかが重要だった。代替案としては、MBA一旦かますか、マスターで専門性を磨きなどで転職するか、小さな会社でトラックレコードを積み転職するかだろう。後はコンサル会社をいったん経由するかだろう。

例えば、消費者資材のマーケティング部なんてかなり当てにいかないとつけない大人気の職種である。新卒も転職も同じだ。

【じゃあどうやって?】
・経営学部だと専門のゼミを一生懸命にやること
・インターンシップを行って、色々な業務を意識し、どんな業務が好きか考えること
・職種別採用に取り組んでいる企業もあるので、そちらを受ける
→ただ、これって学生がやりたいっていう職種と向いている職種は異なることが多いんだな…

そういうことを意識し、弊社、インターンシップを準備しております。以上で~す


※①決してショムニをバカにしているわけでは御座いません
※②転職市場でやりたい職種に就くのは無理というわけでもなく、本当にやりたかったら掃除や雑務からやりたいと伝え、丁稚奉公から行いたい職種につくことも可能である。

2016年5月3日火曜日

仕事できるっていったい何なんでしょうね?

これは文系論、バックオフィス論である。

「あいつは仕事できる」「優秀だ」「使える、使えない」という話がよく出る。理系はわからないので割愛しますが…

それは会社・事業部・部署・上司、誰と働くかによって評価が分かれる。そして、求められているアウトプットや仕事の内容によって異なる。

MBAにも通っていたので、この人は優秀か or そうでないか、毎日机を並べて勉強したけど、この人は職場ではどうなのかな?と想像したが…やっぱり分からない!と結論に至った。

仕事できるかできなかなんて、ご飯なに好きですか?くらい好みに分かれるっしょ。

例えば、数字さえ上げていれば何をやってもokな職場だったら、日中は仕事せず、飲み会で仕事取ってくる人が評価されたり、別にそれはそれでokな会社もある。

僕は新卒はあえてミスっちゃいけない細かい仕事を希望したし、数字間違えまくっていつも怒られた日々だった。ただ、退職時に「どこに行ってもそこそこ通用するように育てた!」と言われ、ちょっとはてなだったが、今となっていはいい経験だったと思うし、感謝している。

でも、役所で働いている人はもっと細かいし、銀行の人を見ると目が回りそうなオペレーション能力だと感銘する。

・僕は返信が早いマメな人が好きです。
・荒くても8割りで見せてくれて、そこで修正する人が好きです。
・打ち合わせは協力しないが、ポイントポイントは電話くれる人が好きです。
・天気の話より、単刀直入に議論できる人が好きです。

まあ合う合わないの話かな…

【就活"終了後"編⑦】内定後、別会社でインターン

別にお薦めでもなんでもないが、就職活動を終え、「春から働く会社でない会社」でインターンやバイトをする内定者が増えている。弊社も大手航空系・通信会社の内定者が働いてくれて、すこぶる助かった。

雇う側のメリットとしては、
・就活経験者なので、基本はできている。またアウトプットレベルが高い。色々教えなくていいし。

デメリットは
・春までの付き合いなのが残念

内定者のメリットとしては
・時間を切り売りのバイトするよりスキルアップができる
・違う組織が見れて勉強になる

日経新聞の記事を紹介します。
内定後インターン「目標が具体的に」「遊ぶよりスキル」「足りない点を知る」

ただ、何より、うちの会社では「学生時代にしかできないことやってね!」とも言っている。だった社会人になると死ぬほど働けるもん…苦笑