2012年4月22日日曜日

私がブログを作成する理由


就活の内容から少し話しが変わるが、このブログを作成する理由は以下数点。
1.後輩・就活生の前で話すことが多い。
オープンキャンパス、入学前ガイダンス、国際経営の後輩ガイダンス、学生講演会、アントレなど、大学では自分の活動をネタに人前で“自分の大学生活”について話すことが多かった。
初め、そういう講演会ちっくな所で話すのは、自分がちょっと有名な感じがしていて楽しかった。それは認めるw
おごっているわけではないが、うまいオペレーションをして、自分がオープンキャンパスでしゃべれるようにしていたしw
ただ、実際その活動に飽きが来るし、そのような感覚はどうでも良くなってきた。
自分がしゃべるよりも、そのような機会は、いけている後輩に譲り、彼らの成長の機会に繋げてほしいと思って、どんどん投げた。
しかし、きっとこれだけ話が来るってことはそれなりにニーズがあるんだろうと思ってブログを書いている。(※悲しいことにこのブログのトップアクセスは、“編入について”だけどw)

2.がんばりたいけど、何をがんばったらいいかわからない学生に向けて
上記のガイダンスでの講演会ちっくな活動を行った後、必ずといって学生の相談に乗ることが多い。そして彼らは口をそろえて「大学に入って何かがんばりたいけど、何をがんばったらいいかわからない!」という学生が総じて多かった。
特に立命館の学生は大学受験を失敗している学生が多く、大学に入って何とかがんばりたい!っと思っているハングリーな学生は多い。こうすればよい大学生活になる!とか、こうすれば成功する!とか絶対に言い切れないし、そのノウハウを1から教えるのは正直自分の考えに反するため、多少の誰かの参考になれば幸いである。
僕も1・2回生は色んな先輩にくらいついていって、色んな話を聞いたし、たくさんご飯もおごってもらった。特に従兄弟のお兄さんが言った 「先輩によくしてもらったら、それを先輩に直接返すのではなく、後輩にしてあげて、上から下にや!」という言葉が今でも鮮明に残っている。

3.自分の大学生活を整理する

この日記、ほとんど自慢話が多く、 自己満足しやがってうぜー!と思っている人もいるが、実際に文字に書き起こすことは自分の思考の整理に繋がる。
「どうして社会人になってから?」と思うかもしれないが、
・就活中にブログを書くことの危険性
(twitter等のSNSなどは絶対やらないほうがいい。人事は名前を検索するので)
・内定企業に僕の考え、独立思考などを知られたくない
入ってしまえば大丈夫なため、2月くらいまで我慢した。
・ブログを書いていて留年したらかっこ悪いから
単位は4回生の前期で全部取ったので、卒業に関して全く問題なかったが、もしも!があるため、控えておいた。
かっこいい事を書いていて留年したり、就活のブログを書いているのに、自分がもう一回就活となると本当にかっこ悪すぎるからね。

4回生の最後の春休みからブログを始めたが、意外と時間が取れずやっと折り返しだ。
後輩の参考になるため、このブログの活動にはできるだけURLを貼り付けるようにしている。立命館には学生が成長することができる企画やプログラムがたっくさん転がっている。これを使えば効率よく、お金をかけずにいい経験をする事ができる。
日本語能力は皆無なので、誤字脱字が多いですが、何か参考になれば幸いです。

就職活動③ ロジカルシンキングの必要性


就活ゼミでコンサルタント・大手企業の内定者の方にロジカルシンキング(論理力)の低さを指摘された。
大学1~2回生の際は、ジャジャウマのごろく“行動”してきた。特にとりあえず行動、自分の直感に従って日々を過ごして来た。

「○○やっています!」「~~してきました!」とドヤ顔で僕は言っていた。
しかし、論理的な友達は
「どうしてその活動を行ったの?」「それから得たものは?」と聞いてきて、答えられなかったり、つまったりすることが多かった。
就活ゼミをやっている時も、「どうしてこのゼミを行っているの?」と聞かれ、ぶっちゃけ当初はノリと適当だが、「みんなが“いい進路”にいけるためです」と答え、じゃあ「いい進路の定義は?いい進路って各自によってばらばらだと思うから、やること・対策方法もマチマチだよね?ってことはこのゼミの目的と手段がずれているから意味がないんじゃない?」と言われた。
がーん
その内定者も文句・屁理屈を言いたかったわけではなく、目的意識や論理的な面を意識してほしかったのだろう。今となってはいい経験だ。

就活では、
・なぜ自分がその企業を志望するか?
・なぜ自分を雇わないといけないか?メリットは?
・なぜ大学生活でそのような行動を取ったか。
これらの点を端的、かつ論理的に説明しなければならない。

少し話は変わるが、学生団体を始める2回生の半ばまで、自分1人で行動することが多かった。団体を始めると、他のメンバーの協力が必要となってくる。彼らに協力してもらうには「共感」・「納得」してもらうことが大切だ。給料もでないしねw きっと学生団体も面接も働き出しても論理が重要になる。
就活に必要なロジカルシンキングスタートだ。呼んでいてお薦めだと思ったのは、
・ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)  照屋華子、岡田 恵子 (著)
・ロジカル面接術 2013年基本編  津田久資、下川美奈 (著)

就職活動② 就活ゼミ


3回生の前期から学生団体と平行して(投げ出してかもw)、「就活ゼミ」という事をやっていた。
就活がうまくいっている先輩が勉強会をやっていたと聞いたので、自分もやろうと思った。目的意識は当初なかったw。
就活には論理力が大切なので、それっぽく当時の活動を理由付けをすると、
1.自分の関わりを持った友達にはいい進路を選んでほしい。
(みんなで笑って卒業したいじゃん←自身の浪人の経験より)
2.友達にいい進路先に行ってもらうと、と追々ビジネス上いい人脈になる
3.お互いを苦手をカバーする。
(※僕はwebテストが壊滅的にできないので、彼らに解いてもらいたかったw)
4.内定者である4回生の先輩を呼びやすい、話を聞きやすい。
1対1で話を聞くより、勉強会やっているので来て下さい!というと断るような先輩はいない。

など様々だが、僕の独断と偏見で3回生までに「賢い」と思う学生を集めて、週1回のペースでアドセミで勉強会を行った。ケチな僕は少数精鋭で勉強会を行わないとダレルと思ったので、他の学生の参加をシャットダウンした。おいしい話に楽して乗りたい!という“フリーライダー”的な学生を減らすためだ。(就活後半はこのような学生多くなるので)

-前期の就活ゼミの内容-
・内定者を呼んで、就活の体験談を話してもらう。
・業界・企業分析を行う。
・夏のインターンに向けてグループディスカッションの練習をする。

本当に人柄のよく面倒見のいい先輩は、丁寧に話をしてくれコツを教えてくれた。今でもこれらの先輩とは綿密に連絡を取っている。
コンサルタント・大手企業の内定者にゼミで、論理の部分をフルボッコされることもあり、「ロジカルシンキングの重要性」を再認識させられた。
これらの活動はその時に目に見える効果がでるわけでないが、たくさんの先輩たちの経験談を徹底的に聞いたことで、選考が始まったときに本当に役に立った。

3回生の前期から“就職活動だけをやりすぎること” はよくないが、この就活ゼミで一緒にがんばった学生のほとんどはいい進路に決まることができた。+自分のリーダーシップ力も鍛えることができ、やってよかったと思う。

就職活動① 就活の全体のフロー


大学卒業前に就活が大変だと本学を卒業した従兄弟から聞いており、僕は1回生の時からキャリアに関して興味があり、1回生から先輩に会って話を聞いたりしていた。
今思えば、4回生の先輩からすると、“1回生なのに変に意識が高いだけで生意気だな!”や“大学生活充実させることが就活で大事なことだよ”、“目の前のこと全力でがんばれよ!” と思われただろうし、僕だったら大学生活を充実させること、論理的思考を身につけるべき…と答えるだろうな。
簡単に就活のフォローをまとめる以下の通り。
夏に企業が“インターンシップ”を行うため、インターンに参加するため前期で準備を行う。(※インターンの説明は割愛)

3回生の春 就活スタート

4月      自己分析を始める・(私は勉強ちっくな就活ゼミをスタート)
5~6月   インターンシップの選考に必要なESを書き始める
7~8月   インターンの選考開始、ES、webテスト、グループディスカッション、面接
8~9月   実際にインターンシップに参加
10月     就活サイト マイナビ・リクナビ スタート
11~12月  外資系・ベンチャー企業 選考開始
1~3月   日系企業の説明会が開始される。リクルーター面談、選考もちらほら始まる
4月      日系企業 選考開始・中旬には内定をもらい就活終了

2012年卒は震災の影響のため、6月から日系企業の選考が開始された。僕が内定をもらったのは6月初旬。

このような選考フローについて、後のブログで1つ1つ紹介していきたい。
しかし、就活には“答え”がなく、これが正しい!とは言い切ることができない。
僕は就活のスタートは早かった。しかし、本選考の4月ギリギリまで部活や研究に取り組んでいて、普通に内定をもらう学生も多少?いや、有名大学になればなるほどたくさんいる。

ただ、非常に大切だと思うことは、1回生から行動はしなくていいが、入学当初から
・自分のやりたいことを探すこと、夢やビジョンをある程度持つこと
・自分がどんな業界に行きたいか、仕事につきたいか
を考える、もしくは念頭においてほしいと思います。 

2012年4月21日土曜日

学生団体Innovision ② 3回生前期/海外ビジコン


3回生の前期になった。
海外はひとまず置いておき、立ち上げた学生団体と就職活動に取り組んだ。
3回生が大学4年間で一番エキサイトした年であり、徹底的に「攻める」・「挑戦」の1年だった。
就活に関しては次のブログで記載したい。 

学生団体Innovision
活動資金として起業家奨学金100万円が給付され、これからどんどん組織をドライブしていく!という目標を設定。また、ビジネスコンテストで入賞した結果もあり、プランを形にするためメンバー拡大を行った。
“学生団体をやっていること”自体が楽しく、理系のエンジニアが6名、文系は9名になり、拡大しすぎた。
メンバーが増えると、仕事を振ること・組織を運営することがリーダーの役割となる。その中で、仕事をしないメンバー、組織風土に合わないと辞めるメンバーができた。
まだまだ、自分のマネジメント能力の力は不足していたな。。。と思う。

開発チーム
4回生のインドからの2名の留学生が就職活動の大詰めを向かえ、両者とも有名メーカーから見事に内定をもらった。その後、彼らを中心に、エンジニアチームに開発をがんばってもらった。

海外のビジコン
活動を続けていると、慶応大学から国際的なビジネスプランコンテストの参加のお誘いするように話をもらった。
シスコが企画するビジネスコンテスト http://www.dfj.com/bizplan/※このような海外のビジコンの情報・参加に関して慶応大学が日本で群を抜いており、グローバルマインドをもって起業家教育に取り組んでいる。

〆切に対して情報入手した時期が遅くなり、プリインキュベーションルームを利用し、徹夜で書類作成に当たった。応募書類は英語であり、僕が英語ライティングのスキルはなく、留学生にほとんどタスクを投げた。

参加規定の最後に「ビジコンで入賞すると、必ずそのビジネスを実行しなければならない」と記載されていた。この点に関してかなりメンバーで議論した。そして、書類を作成したが今回の参加は見送ることにした。。。

作業を行ったのに非常に残念だった。今年は絶対に海外のビジコンに参加する決意が深まった。この失敗が、台湾で行われたGlobal TiCというビジコンでの「テクノロジー賞」の受賞に繋がったのだろう。

フィリピン訪問

3月、外務省が企画する学生の海外派遣・国際交流事業に参加した。
今回の企画はアセアンの5カ国に対して各12名の日本人が派遣され、現地にて1週間ほど滞在、様々な場所を訪問するといったものでものである。
こちらのサイトを定期的にチェックすることをお薦めします。
参加料はすべて無料。そのため応募者は1800人→60名に絞られる。
僕らのチームは、東大の公共政策、名古屋大学の院生、医学部学生、立命館の各自3名とかなり高学歴メンバーだった。
※参考になるか分からないが、提出したESを添付している。
以下が概要URLと訪問先である。
フィリピン大学で学生と交流
日本のODAの現場視察
外務省訪問
スモーキーマウテン(ごみ山)・現地NGOを訪問
その他マニラの島など訪問
トヨタ・東芝のフィリピン工場訪問

日本人の代表として優秀なフィリピン大学の学生と交流し、ディスカッションなど良い経験になった。フィリピンは英語を共通語としていて、コミュニケーションには問題がなかった。
フィリピンの人は非常に日本のことが好きで、経済発展や開発がうまく行ったのは日本のおかげだと言ってくれた。

最も熱いディスカッションになったのは「ゴミ山」のテーマだ。
参加した医学部の学生は、彼ら住民に対して平等な医療を提供するべきだと主張していた。実際に自分が何をできるのか、結局、自分一人ひとりにできることは限られていて、政府や政治の責任なんだろうか。。。という結論になってしまうが、毎回海外に行くと考えさせられること多い。僕はバングラやケニアに行っていた経験があり、正直このような状態には心はあまり動かなかった。
一方。ポジティブな意見としては、将来はアジアと関われる仕事を行いたいと強く思った。


この活動が大学の+Rな人に取り上げられた。
http://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/r_na_hito/100609.html/









2012年4月15日日曜日

インド訪問


2月、岡本行夫奨学金にてインドのプネという場所で1ヶ月研修を受けた。
日本企業の人材研修で行うプログラムを学生向けにアレンジしたものに参加した。
日本のメーカーのSEやシステム関連の方が参加し、インドで英語を学ぶ、開発の知識を深め国際人材を育成する事を目標にしたものだ。
両者ともインドのリソースを使っており、何より研修費が安く収まる。

プネはBPO産業が発達しており、アメリカのシステム開発のアウトソースを受託している。
例えば、マイクロソフトを使っていてトラブルが起こったため、コールセンターに電話すると、自動的にインドにコールセンターに繋がって、話しているとインド英語で、少しおかしいな?と思うことがある。

実際にインドに行ってみると、海外投資、国の開発スピード、成長が著しく感じる。
“これからはインド!”というメディアの報道もその通りだなーと。
一方で、Jaiなどの優秀な人材がインドにはたくさんいて、「ほとんどが数学が得意、英語がペラペラ」というわけでもなく、インド人=全員が優秀 というわけではなかった。
これだけ人口がいて、ものすごい競争は激しい。ちょうど隣の部屋に住んでいたIIT出身のInfosysで働く人と話すと、当たり前のように賢く、頭のできの違いを感じた。
IITの人ももちろんアントレプレナーを目指していた。
一つ一つのエピソードを書き出すときりがなく、上記のようにふわっとまとめたが、写真を参考してもらえればと思う。

病弱な私は毎日お腹を壊し、きっとインドで仕事はできないだろうな。。。と思ったw





ケニア 初めてのアフリカ訪問

アフリカと聞くと、どんなイメージを持つだろうか。
強奪、貧困、HIVとネガティブなイメージ。資源バブルや南アフリカのオリンピックなどだと思う。

数週間しかいなかったが、半分当たっていて半分外れている。
実際にケニアに行った際にかなり発展しているなーという印象。
これは行ってみないと伝えることはできない。

時期は12月中旬から1月初旬までの3週間。
もう成績のGPAがぼろぼろになる覚悟はできていたw

ラッキーだったのは、フランシスという研究室のケニア出身のドクター生の家にホームステイしたこと。
彼の実家はケニアの有力者で、お母さんは以前ケニアの大統領にプレゼンをしたことがあるらしい。
小中学校を運営しており、現地のネットワークはすごい。

それらは写真を用いながら紹介するのがいいかと思う。

本当に色々な場所に連れて行ってもらった。

やはり途上国での生活はしんどい。年越しなんて朝の4時までパーティをしていて、7時起きの生活。
アフリカの人はなんと体力あるのだろうか。

この経験から、学生時代は3度ほどアフリカに訪問した。







2回生後期 海外訪問 お金をかけずに海外に行くためには


入学当初からの軸・目標は
①在学中にはベンチャービジネスを立ち上げる
②国際感覚を磨いて、海外を飛び回る
の2点。だから国際経営学科を入学したと思う。2回生の活動を簡単にまとめると、

前期   自分のやりたい事を探す。視野・興味を広げる。
夏休み 様々な学内のプログラムに参加。バングラデシュに訪問する。
後期   学生団体を立ち上げる。ビジネスプランコンテストで入賞。

加えて、2回生の後期は海外に行くことができた。

12月中旬~1月初旬・ケニア 2月・インド 3月中旬・フィリピン
これらに関しては写真を貼って簡単に紹介したい。
これだけ海外に行っているが、飛行機代以外あまりお金はかかっていない。

ケニア
プリインキュベーションルームに勤務するフランシスという技術経営(MOT)のドクター生がケニアに帰国するとこことで、冬休みに彼について行った。
ホームステイをするため、飛行機代の13万円と生活費。

インド
以前紹介した「オナーズプログラム」の海外研修プログラムに応募し、インドのプネという場所で一ヶ月の研修プログラムに参加した。
岡本行夫奨学金というものがあり、こちらも9万円程度の飛行機代と現地での生活費のみ。インド物価は日本の3~5分の1のためお金はかからなかった。

フィリピン
以前のブログ同様、内閣府が企画する"海外派遣事業"に応募し合格した。これはすべて無料。外務省がASEAN諸国に対して学生を派遣するプログラムだった。

大学には国際的な人的ネットワークがたくさん存在している。
留学生と仲良くしておくと、彼らが国に帰るときに誘ってくれる。
現地ではユースホテルに泊まる必要もなく、彼らの家にホームステイでき、より現地にいりこんだ経験をする事ができる。留学生・友人と打算的に付き合うべき・・・というわけではないが。

また、岡本行夫奨学金・外務省派遣などは、
・いかに情報を早く取るか。
ちなみに外務省派遣は友達が誘ってくれた。誘ってもらえるような人になることも大切
・応募しても落ちないESをつくれること
将来ビジョン、それまでの経験、英語力、しっかりとしたESをかけるようにしておく。

休学をして世界一周を行う学生、学内の留学プログラムを使う学生もいるが、色々な選択肢があると思う。