2020年1月28日火曜日

企画・デザイン・コンサル会社の創り方⑤ 単価設定について

・単価を設定するにあたって

このような工数計算はコンサルタントや広告代理店、無形商材を扱う人にレビューしてもらうほうがいい。私はシステム会社にもいたので、SEの人たちは工数計算が得意で、上記も含め相談した。

外資系コンサルタントはむちゃくちゃ高額な価格で仕事をしているが、フリーになった途端にぐっと価格が落ちる、もしくは値切られるので、フリーで仕事をしようとする際は覚悟したほうがいい。会社に仕事を出していて、貴方に仕事を出しているわけではない事に気づくだろう。

もう一つの方式としては、競合単価をベンチマークすることだ。
その業界にいる人に聞くのがいいのだが、北九州だとチラシはA4 5万円(から10万円)が相場で、さすがに10万円以上の仕事を取っている人はすごいし、取りすぎている気もする…
が、その5万円の仕事を4万円に値下げして、割り込みをかければ仕事は取れるし、クラウドワークスなどで調べてみるのも一案だ。

そうやって無形商材は値崩れを起こしていくし、渋い経営者はどんどん安い業者に置き換えていくため、レッドオーシャンになりやすい。

・overworkしないことは大事

デザインの業務は修正や出戻りが多く、イメージと違うな…やり直し…社長が出てきて話がひっくり返る…などがしょっちゅう起きがちなので、できるだけこの「出戻り」を減らすことが重要である。

そのため、契約の段階で強気にいくか、後から成果に合わせて支払額を上げてもらうか…などの交渉や契約書マネジメントが重要である。

デザインの修正はx回までです!それ以降はxx円かかります!と伝えるのが大切だが、それを強く言いすぎると、次の仕事が切られることもあるため、このさじ加減は難しい。

ソロバン勘定ができないクリエイターには酷な話かもしれないが、起業している人たちを見ていて、値切られているなーと思う事が多い。

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