2020年5月29日金曜日

テレワークに不慣れなおじさま達 VS イマドキ若者

テレワーク、なるものをうちの会社でも始めた。
俺達、管理職も手探り状態。問題が多発している。俺の名前は古田。

「今田、お前どんだけ引き伸ばすんだよ。締切4日前だったろ」
『はは、うちのPCよくフリーズして』
言い訳するオンライン電話の音声には、時々効果音が入り込む。動画見ながら仕事してんな、こいつ。問題その1。一つの仕事を引き伸ばして時間給を稼ごうとする社員。

「新田、会議は10時からっつっただろうが。早くカメラ写せ」
『え~… ちょっと今、スッピンなんで。ていうか私営業関係ないし』
会議に全然ログインしないので電話したら、寝起き声で出やがった。企画部3年目の新田は午前2時頃に仕事を提出してくる。問題その2。無関心、夜行性社員。成果は出すから強く言えない。

『古田君、君の企画ちょっと古いよ。うちはこれから成果主義でいくってのが全社方針だから』
「はっ、すみません」
娘さんにアプリを設定してもらった社長は、突然会議などに入ってきて、呑気に私に説教するだけ。このままだと新田くんが俺(古田)の課長補佐かも・・・なんてぞっとする一言を残して通話が切られる。最終問題だ

冗談じゃない。慣れないオンラインに孤軍奮闘しつつ、問題児どもを纏めてるのは誰だと思ってるんだ。俺だって子供にアプリ設定してもらいたい!同じ家にいるのに、最近会話もしてないけど...

うちの会社のルーツはモノづくり。時間給で成果も求められず、"頑張っている姿勢"が評価されたのは昔の話。テレワークの普及によって、時間という概念が崩壊し、いつ働いても、どんな格好していても、正直、誰が資料作っていても関係ないよな・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿