2015年2月25日水曜日

【ソロソロHR編②】 できない人の気持ちをわかろう!

我が経営学部の前田ゼミのスタンスを紹介すると、「世の中、常に優秀な人とチームを組めるわけでなく、色々な人とうまくやって行くことのほうが大切」である。
*上から目線とかではなく、優秀の定義などは置いておいて…

学生時代によくありがちなことは、自分の能力を高めること、自分が成長することばかりを考えてしまうことである。しかし、本質はそうではなく、如何に人とうまく付き合っていくかが大切なのだ。

今、私は国公立のビジネススクールに通っており、"受験において"優秀だと言われている学生とかなり交流がある。大学受験までは人生のエース的存在だった彼らは勿論、塾の講師か家庭教師をやっている。

よく言われる話だが、「彼らはテストを解くことはできるが、教えることはできない」という…
彼らはできない生徒に対してよくいう「理解できないことが理解できない」っと。

そのため「教える」と言うことに関しては、以外と受験ランキングが中くらいの人がパフォーマンスいいらしいっすw (データなしだけどわかるっしょ *雑か!矛盾か!)

相手の立場に立つこと大切らしい(←教育学部の人が言っていた、改めて!ね☆)
むしろ、自分が他人よりすいすいできることは「貴殿の強み」だと思えばいい。


学生時代を振り返って、よくできない人を罵ったり、机けったり、女の子詰めて泣かしたりしていたな…会社入ればどうしてできないの?っと怒られ続け、「どうしてできないの?」とか連発する人は、子供いない人が多く、やっぱり子育て大事だなーとか思ったり…ふふふ
近日も母校の後輩に「なんで簡単なことできないの?忙しいから自分の頭で考えろよ!ボケ!」ってキレたこと多かったしなー…

自戒を込めて…ごめんなさい。

【ソロソロHR編①】 ちょっとめんどくさい人と付き合えるほうがいい!

大学でも、会社でも、組織でも、ちょっと煙たがられている人っている。彼らとうまくやればブレイクスルーするのではないかって話…

結論から言うと、ビジネスにおいては、ちょっと煙たがれる人は安いからだ。

給料や依頼フィーなどで普通に考えてみると、相場によって価格が決定されているので、人気者は皆から依頼が来て価格高騰!煙たにゃん(*ここでいう煙たがられている人)は安い。

だから、あえて逆張りで行こう

人気のない人は、何かしら…性格とかに問題とかがあるから、人が寄ってこないから…

三冊ほど野村監督の本は読ませてもらって、「野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方」の考え方は、最近になってやっと理解できるようになった。


ちょっと考えてみた…
貴方が人気者に頼むメリットは何だろうか?話が長いからやなのか?罵られるのが嫌だからなのか?そんなに貴方は偉いのだろうか?

むしろスペックが高かったり、できる人は高飛車だ。だって彼らは自分の腕に自信があり、スキルに誇りを持っている。そうやって生きてきたし、ちゃんと考えてない人・調べてない人が聞くなよ、俺に話しかけてくるなよ、って思っているもん
*それが一流、二流は置いておいて。


貴方の価値はなんだろうか?人気者を取り巻く人、ないしは、その取りまきの一人になるって意味だろうか?

いやちがう、少し考えを変えれば、貴方の出す価値は、その煙たにゃん(←人が嫌がるスキルフルな人)とうまくやって行くスキルかもしれない。

フリーライダー魂 *ちょっとは貢献しようyo

後輩を見ていて、イラッと来ることがある。完全に文句だけど、精神論。
自戒も含め、やっぱり学生は「とことんフリーライダー」だと思うからだ。

私もうっさい先輩は糞食らえだし、基本先輩だからといってたてない。「実力ない先輩になんで頭を下げないといけないの?」というスタンスだし、「どうして単に先輩という学年が上なだけで、偉そうに説教するの?」と思っている。

しかしながら~年を取るとですね~、全ては先輩・先人達・教授・大学が作ってきた恩恵に乗っかっているということを理解できるようになってきたわけです!(笑)
つまり、貴方がそのようなプログラムやおいしい思いができるのは、先輩や教員たちが作り上げた土台の「O・KA・GE・SA・MA」なわけだ。

僕は大学の先輩にすごくよくしてもらったし、先輩たちは口をそろえて「俺(←ここでは先輩立ち)に対して何かするのではなく、次の世代に回してほしい」と言われ続けてきた。私も少なからずOBOG会に行ったり、後輩の支援をさせてもらっている。

なので、これは個人の自由だけど、強制じゃないけど…少しは大学にこーけんしよーよ~

「無責任なことに責任を持つ」をモットーにがんばろう!(誰かが言っていたけど…)


というか、そのような姿勢でいるか、わかる先輩たちはしっかーり見ているし、次の大きな話や商談を持っていったりする。

そんなに貴方はキャパが狭いのだろうか…仕事ができないのだろうか…そうでなければ…フリーライダーからプレミアムライダーになろうyo

【前も同じこと書いていたわ…】
後輩に期待する事 「まずは誰かに何をしないと返ってこない」
就活エコシステム① -とは編-

2015年2月15日日曜日

どうして関西の学生は東京でインターンをするのか -②キャンパス移転 ③起業-

私は学部生・ビジネススクール中それぞれに会社を興しており、(自戒も含め…)優秀な学生が安く働いてくれたら助かるなーというのが本音だった。

ベンチャーでインターンをする=自己成長する、と思うらしい。ただ、それは私みたいな人がうまく学生を使っているかもしれないし、少しの洗脳のように見えたりもする。大学の講義ってそんなに意味ないのかな…?(笑) お金は出せない分トレーニングしてあげるし、成長の環境を与えている、と言われればそれまでだろう。

②キャンパス移転に伴って増えるチャンス
以前は滋賀⇔大阪の交通費が財布に痛い、という学生が多かっただろう。しかしながら、これからは茨木に移転し、アクセシビリティが高くなるだけでなく、企業さんの出入りも増える。キャンパス内に企業さんが入るという噂も…BKCインキュベーターというインターンもあったんだけどね…

東京でインターン企業を探すのではなく、関西の企業を探すことはできないだろうか?関西には面白い(私にとっては町工場とか)企業もたくさんあり、移動費やマンスリーを含めコスパはどうだろうか?そこまで経験値を取りに行くのであれば、海外でインターンはどうだろうか?


③もう起業しちゃえばいいんじゃないかな?
東京インターンまで移動費・滞在費を使って、起業するほうが勉強になると思う
ゼロから定款を書き、法務局に提案すれば、20万円くらいで作れ、税金も10万強、ごっこと言われても気にしない学生はトライしてもらいたい。 参考: まずは形からだと思い、また会社を作ってみた

先日、僕の所属しているゼミの集まりに先日顔を出したが、5名中3名が事業を行っており、別の1名は予算を持っている、なので、仕事をもらえばいいと思う。
(※まあ上記も含め、安く使われないように、1stカスタマーを捕まえたらいいのでは…)

とにかく実践してみることが経営学の勉強に繋がる。


最後に…大人目線からすると、年齢に合わず、変に背伸びしたような学生が増えてむかつくし、学生は学生らしく、学生にしかできないことをやってほしいと思う。「大学時代は勉強せずに遊んでいたらいいんだよ!」って意味ではけしてなく、焦らず、じっくり、目の前のことに取り組んでほしい。

2015年2月14日土曜日

どうして関西の学生は東京でインターンをするのか -①学生だから論-

最近の後輩を見ていると、在学中に東京のベンチャー企業での1ヵ月以上のインターンを行っている学生が増えているように見える。
(私は関西の企業でインターンシップ -社長のかばん持ち- を行わせて頂いたので、東京でインターンを行っている学生の気持ちも分からないでもないし、別に批判したいわけでもない。)

ただ、大学時代を通して何をするべきか?を考えるブレストにしたい。
※スティーブジョブスも孫正義も大学中退だし、ぶっとんだ学生にはこの話参考にならないと思う。

①ベンチャー企業のインターンで、大学生活を潰すのはよくなくって、せっかくの「学生」という立場にあるのだから、「大学生」にしかできないことをやってみたらいいと思う。
②経営学部は大阪茨木に移転するので、地理的な戦略や意識を持ってほしい
③東京でインターンを行う費用があれば、実際に起業しちゃえば?

①学生だからできること論
以前の私は「大学生」や「学生時代だから」という言葉が嫌いだった。本当にやりたいことであれば学生とか、そうでないとか関係ない!というのが今も続くスタンスだ。

ただ、社会人→大学院生(ビジネススクール)に所属している身としては、やっぱり学生だから(大学という機関に所属しているから)というメリットを活用してほしい。そもそも論としては、学生は大学に授業料を払っている ⇒ 投資にあったリターンを求めなければいけない。学費を払いながら勉強をせずインターンをする?というのはどうかなーと思う。

「教えてもらえる」というのは大学生の特権だろう。※社会に出て相談するや教えてもらう、というのは「有料になる」ということ、それをコンサルティングと呼びます。

学生だからできないこと?なんだろう? 有名な客員教授のコンサルの方が「勉強です!それ以外でもそれ以上でもない」という発言が印象的だった。

ただ、いいなーと思う点も多々あって、1~2年生の時に数か月のインターン経験は鍛えられていいと思う。また、就職活動終了後、内定先ではない会社でインターンをやって視野を広げる、というのもいいだろう。

グローバルスタンダードも意識?参考にしたほうがいいかな~と(人ごと(;一_一)

ただただ言えることは、学生卒業後(途中で大学院に進学するなどの例外を除けば)、40年間も働くわけであって、学生だからできることをやってほしいなーと思う。

【参考】
自分の大学生活にストーリーをつけよう

どうして大学生でしか!と思ったエピソード
「AO入試家庭教師」ビジネス④ -ビジネスプランコンテスト-

2015年2月3日火曜日

どこまで食らいついて行けるか、教授とか先輩とか

相手に嫌われない程度に、という前提で話をする。この後輩うざい!連絡するなボケ!限界!出禁っていうパターンはまずは除く

『起業したい!という相談を来たら、初めは「止めておけ」と回答する教授』
その教授は今までいろーんな学生を見ているから、たくさんの失敗も見てきて、(学生を試すという意味で)一度はお断りをするらしい。 ※私はいいじゃん!やれやれっという派なのですが…


私も今までたくさんの文句ブログを書いてきたが、
-学生だからこそ、信用を勝ち取ろう
-周りがやる気がなくて、士気が下がる後輩君たちへ -1回生編-
-【リーダーシップ編①】周りがやる気がなくて、士気が下がる後輩君たちへ


投資を決めるベンチャーキャピタルもキャピタリストも本気かどうか、何度も何度もヒアリングをしてみて決めるらしい。恋愛もそうかもしれないが…(いや…そういうブログではないが)振られてから勝負らしい。そうなのか!②

大学の先輩との付き合いも一緒で、どうせ相手は学生だから、というスタンスで付き合っているOBOGは多い。これやったらどう?あれやったらどう?というけど、結局はやらない。

中には、結構頑張らないといけない要求や、絶対無理な要求を出して、後輩の本気具合を見る人もいる。こっちも真剣勝負なんだろう。

それでも諦めずに食らいついていってほしい。すぐに諦めず、空気を読んで、何度もなんども…そんなにやりたいだね!なら協力するよ!って相手を仲間に巻き込むのだ。

社会に出ると「コンサルティングフィー」といって相談事は基本お金を払わないと乗ってくれない。タダで何かしてもらうのは、、、結構大変だ。


「やってあげた」という表現がそもそも論としては、おかしいとは思うが
・相談に乗ってあげたのに、報告がないパターン
・こっちのアドバイスはそっちのけで、全く違う質問をしてくるパターン

ああああ、また文句のブログになった。

でも本気でえらい人に会うときは、
・Twitterは見れる分は全部見る、ブログは全部チェックする
・珍しい土産は欠かせない
・事前に質問内容を明確に、終わったらお礼のメールをする
くらいはやっておきたい。time is money…

テスト勉強と仕事に戻ろう。

大学の起業家教育について -デザイン思考について②人気な理由-

今いるビジネススクールでデザイン思考は人気科目だ。学内ではデザイン思考は多様なバックグランドを持つ学生を集めて行うため、ビジネススクール生だけでなく総合大学の様々な学科から人が集まり…応募するためこの講義を受講するまでも大変だったりする…涙

特にデザイン思考が社会人に人気な理由を考えてみた。
(対象は、平均年齢35才のビジネススクールの同期、前職の電機メーカーを中心。クリエイティブ系・ITベンチャーは除く)

・そもそも議論する風土がない会社
意思決定はトップが行うため、風通しの良しあしも含め、ライン社員には議論やアイデアを練ることが少ない。加え仕事が多忙を極め、ゆっくりとディスカッションする機会もないように見受けられる。

気付いたころには、「こんなの売れるか!」っという製品が完成し、『上が決めたから何も言えるわけないじゃん!でも俺は売れないと思うけどね!ふんっ』というあるある。

前職では私もがんばってMTGでは発言してみたものの、全然空気読めてないし、何もわかってないのに発言するな!という雰囲気を感じ、それ以降は発言しなくなった
(それじゃだめなんですが…もう転職しちゃったしw いっかー)

・多様なメンバーで議論しない組織文化
日産のクロスファンクショナルチーム(ちょっと違うかな?)のようなイメージで、営業・設計・開発・研究所・生産…などの様々なメンバーが集められ、+α顧客も巻き込み議論する、といった機会も少ないだろう。
自社だけで議論して、プロトタイプを顧客を持っていく、それをどんどん修正するというリーンスタートアップ系は増えてきたように見受けられる…

・クリエイティブが日に日に衰えている社会人
「学生ならではの柔軟な発想」という意味は、社会人にならないとわからない感覚だろう。すごくこれは大切だと思う。自戒を込めて…自分も日に日に創造力がなくなってきていると思う…orz
(学生は常識を知らないから…という意見には多少アグリーだが、後輩と話していてビックリすることが多い、既存の枠にとらわれていないのだ)

そもそもデザイン思考を用いたMTGやディスカッションはやっているだけで面白い。ファシリテーターの裁量権にもよるが、ワクワクするし、きっとコミットして取り組めるのだろう。


とりとめない内容となったが、仮説はこんな感じです…

大学の起業家教育について -デザイン思考について①-

「デザイン思考」という言葉を聞いたことがあるだろうか。以前からこの考えや手法は存在したのだが、ここ数年間のうちにブーム(というと関係者の方が怒るだろうが…)になっているように見える。

2014.3.7 Night Schoolより 世界最高の授業。IDEOに学ぶ「デザイン思考」の真髄

私の認識では、
①製品やサービスをデザインするだけでなく、会社や組織をデザインする
また、上記を実現するため、
②企画の段階での創造的なブレストやディスカッションの方法、ファシリテーション能力
だと思っている。

Appleのマウスのデザインを行ったIDEOという会社が超有名で、憧れるコンサルティングファームだ

ダイヤモンドオンラインより 世界で最も刺激的なビジネススクール「The Kaospilots」の授業とは?
>>「クリエイティビティを使ってソーシャルイノベーションを起こしたい!」。そう願う一人の女性が、TEDxTohokuで運命的に出会った一人のデンマーク人。彼女が「人生で受けた最高の教育」として教えてくれたのが、デンマークのビジネスデザインスクール「The Kaospilots」だった。

※上記は立命館の先輩が記載している内容で、是非お話を聞いてみたい!!!

デザイン系で有名なのは、
東京大学i.school
九州大学 QREC と 芸術工学部の平井教授

当該ブログはあくまでも所感、聞いた話、経験したもので、プロフェッショナルな方からすると何を言っているのか!と思うこともあるかと思いますが、何卒よろしくお願い致します。