2014年5月27日火曜日

就職活動⑬ 行きたい会社を絞りすぎないこと (低回生向け?)

先月、所属するゼミにOBとして訪問。ゼミの先生が「自己紹介+行きたい進路教えて下さい~」と。

「僕は総合商社に行きたいです!」とか「国一官僚になりたいんです!」と熱気がむんむんしていた。 相変わらずあちぃーなうちのゼミ(^^)v

まあ後輩はさくっと説明していたし、今回のブログに当てはまる学生ではないけど、

一般的に就活生とか低回生にいえる話で・・・
「○○しかみてないです!」とか「総合商社に行きたいんです!」とか限定して言うのやめましょう。

社会人から見ると(厳密言うと、もうリターン2学生だけど)、
「貴殿のやりたいことを聞くと、○○会社とか総合商社じゃなくても・・・でできるからです!」です!

もし言うのであれば「○○に受かったことで、ちやほやされたい!」とか「広告代理店に行ってぶいぶいいわせたい」ならすごく納得がいく!だってかっこいいから。

でも、聞いていると ・グローバルに働きたい ・日本を盛り上げたい ・英語を使って働きたい ・海外にバンバン行きたい、とか、別に会社とか業界限定しなくていいんじゃないかなーと思う。

なんでかって言うと? 「なんだかかっこいいから!」 でいいんじゃないかなーと思います。


もし言うのであれば「グローバルに働ける会社で、大きな会社ならなんでもいい」と言ったほうがしっくりくる。

むしろ「お薦めな会社や部署ありますか?」くらい切り返してくるのが模範解答?(笑)だと思う。


大学1・2年生、意識高い学生時期は、一つの業界や会社に絞ってしまう傾向があり、一所懸命がちだけど、何だか浅いなーと思われる。



え?私?もちろん、言い張っていたよ。○○に行きたいって言っていたし、それよりも起業したい!ってさ・・・わらい

2014年5月23日金曜日

確実に変化する学生② -留学、就活、シリコンバレー 2014年5月時点-

以前のブログでは、大学生の変化について述べた。
確実に変化する学生 -就活・留学・プログラミング・他-

所属していたゼミの関係上、今でもゼミの企画や戦略を考えるため、イマドキの学生が何を考えているか、どんなキャリアを希望するのか、等など、変化やニーズを読み取らないといけない。
先日、BKCと衣笠に帰ってきた。2012年卒の僕からするとここは変わったなーと感じる事を数点ほど。

・行きやすくなった留学 (当たり前となる1年留学)
就活のスタート時期が遅延したことが大きな影響となり、1年留学は容易にいけるようになった。
更には、1年留学に行った後、休学してもう1年留学にいく学生もいた。

4回生の9月から就活スタートはよい影響を与えている?かな?
昔は3回生の夏に1年留学に行って、4回生の夏に帰国したら、人気企業は就活を終了していた、ということはよくあったなーと。

2回生の夏 or 3回生の夏、どちらの時期でも1年留学にチャレンジできる環境となった


・そもそも就活を行わない学生の増加
後輩としゃべっていると「日本の就活ダサくないですか?同じ服着て、同じ会場に行って・・・」と言われ、黙ってしまった私。

「就活をしない」という選択し自体を考えたことがなかった私は、「いかに就活システムを乗り越えるか」しか考えてなかったなーと…

就活を行わない彼らが卒業後どうなるか分からないが、海外就職、国内大学院/海外大学院、家族のビジネスを継ぐためMBAに行って就職しない学生、などが挙げられるだろう。


・近くなるシリコンバレーの存在
私がシリコンバレーに本格的にいけたのは大学4年生になってからだ。
大学1年生時にシリコンバレーに行ったものの、Googleの看板を見ただけ…と、用はシリコンバレーの空気を吸っただけだった。

イマドキの学生は、大学1年生に関わらず、Googleの中に入ったり、スタンフォードの学生と議論してみたり・・・

低回生(年生)のうちにシリコンバレーで何かしらの経験していることはうらやましい。大学の先輩達のナレッジの蓄積と、シリコンバレーに関するスタディーツアーの増加だと仮説している。


まとめ
大学生の変化は本当にめまぐるしい。いまどきの学生が何を考えているか、25才の僕でもわからなくなってきたもんw

いまどき学生をしっかり観察して、ニーズを掘り起こし、プログラムを追加・変更していく、手早い対応が大学に求められている。それを確信した関西出張でした。。。

2014年5月4日日曜日

就活エコシステム② -就活の企画団体は就活生が運営するべきではない-

とつくづく思いました。結論から言うと、
理想:運営は内定者が行うべきで、OBOGがネットワークや資金の面から支えるという形

私自身が就活生時代に就活団体を立ち上げたり、ゼミで勉強会を行ってみたりした
就職活動② 就活ゼミ

下記はOBとして、後輩とタッグを組んで企画ごとを行ってみたりした
11月23日(金) 就活勉強会 @BKC


総じて言えることは、就活を体験したことがないのに、上記等の企画を運営することはやっぱり無理があるということだ。

「センター受験を行ったことがないのに、予備校を運営するようなもんだ」(ちょっと表現違うかw)

加えて文句を言うと、ドヤ顔内定者からの指導内容を見たり、聞いたりすると、ちょっとおかしいなーと思うことが多い

(というか、そもそも論として"就活を指導する"という事がかなりの難題だからだ)


上記の内容を矛盾するが、今所属する大学では、まあ僕もMBA生なので、立場上がっつりコミットできないけど、大学の就活エコシステムに少しでも貢献できればと思う。
立命館のようにキャリアオフィス、JA、CA、校友会などが、がっちりと運営されているわけでもないし、やはり三田会のようなカルチャー等ないのだ。

加えて、立命館に対しては、所属していた衣笠のゼミでも若干予算やアドバイザー的なポジションになった?ので、できる範囲で立命館に貢献して行きたいと思う。


自分が先輩・大学によくしてもらったし、就活という観点では、特に、「どう見せるか」や「どううまく言うか」に関しては自信があるので・・・笑 

恩返しできれば幸いです♪ちょっとビジネススクールの勉強からリフレッシュしたブログでした

就活エコシステム① -とは編-

シリコンバレーの「エコシステム」を文字って、『就活エコシステム』と勝手に名付けている。

【前提】
自身がワールドワイドの就活やalumni を知らないこと
就活で見た他大学の活動をベンチマークした話
日本国内のOBOG会を巻き込んだ就活システムの話 です


【参考にすべき alumni】
やはりぶっちぎりなのは慶応の三田会だろう
僕が1stで行った会社では、入社して即先輩が社内の三田会を企画していて、すぐに社内で先輩・後輩間のネットワークが形成されていた。

よく聞く話だと、"不動産を営んでいる先輩がいて、現役生や大学関係者が依頼し、無料で借りれた"等など、とにかくOBOGのバックアップや愛校心が強い


しかしながら、うちの大学で同じ事をやろうとしてもできないし、大学のOBOGを見ていても実現の可能性が低い

まず、理想のalumni としては、

・メンタリティー
 愛校心があり、後輩がいたらいい意味で面倒見のいいOBOGが増えること
「大学の後輩や関係者がいたらすぐに助けてあげよう!」という精神を持つこと

・OBOGの就活でのバックアップ体制の強化
別に社内情報を駄々漏らせ、とか、学歴採用を促進しろ、という意見ではなく、
先輩たちが積極的に母校に訪問し、後輩に就活の経験談、仕事の話を行う、というキャリアオフィスが行っている活動をもっともっと進めていければと思う。

JA→CA→リコネクト→校友会と、とてもよい組織だと思う

・エコシステム
就活の時にお世話になった先輩・後輩の関係が継続的に続き、その後、転職の際に互いを助け合う、や、起業の際に支援を行う等など。
そして、最終的に、大学に寄付金を行う、というよい循環が生まれたらいいと思う。

やっぱり同じ大学だと話が早く、会社間同士で仕事を出し合う、などうまく行きやすい面もある。


・大学の強みを活かすには?
ここが弱いのでなんとも言えないが、

やっぱり大学の多様性を活かすという方針が大切だと思う
(三田会のようにビジネス・ビジネスしないこと?が大切?かな・・・?)

後は、APUののalumniを活かすこと
APUのalumniはグローバルに展開されていて、そこに母校もしっかり乗っかり、ワールドワイドのalumni運営を行っていけばいいのかなぁ・・・

なんて思ったりしましたw