2020年1月16日木曜日

企画・デザイン・コンサル会社の創り方④ 単価設定について

コンサルティングや企画といった「無形商材」を提案するのは本当に大変であり、難しい。
基本的には、お話をしてお金をもらうようなもので、弁護士の相談費用と近い感覚であり、キャバクラのねーちゃんと一緒である。

まず単価設定に関して…以前のブログの通りであるが、時給積み上げ型での提案を説明する。

設定時給 x 工数 =提案費用

私がビジネススクール時代、同期の社長に対してコンサルティングをさせてもらった。
それは本当に良い経験であったが、
当時は弱気で、時給4,000円設定にした。その根拠は…

一般的な大学生のバイト代=900円(1時間/時給)
大学生の時の家庭教師代:2,500円(1.5時間) ⇒ 1,666円(1時間)
電機メーカーの新卒時の残業代 1,700円(1時間)

だったので、時給5,000円とは言いたくなく、まあ旧帝大の"大学院生"でかつ社会人経験も持っているし…と4,000円で提出した。

この単価設定により、40時間の労働で16万円手に入った。
ちなみに、地方の弁護士は時給3,000円くらいだと思うし、サラリーマンが毎日8時間勤務で5日間、つまり、1週間勤務する想定の40時間で、これだけの手取りを稼ぐのでそれなりにもらっていたほうだ。

ちょっと高いので紹介できないが、現在は、講演費用を最低限の価格としている。
大学とのネットワークが強いので講師の依頼を受けることがあるが、私立大学では90分2万円(16,666円/時給)+交通費、国公立大学はランクが決まっているから、もう少し安い相場ではないだろうか。

なので、僕は大学ではこの価格で講師をしています…
なのでなので、大学で講義はたくさんできるが、貴方だけに時間を割く場合には、時給は最低16,666円はくださいね…という事にしている。

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