2020年1月4日土曜日

企画・デザイン・コンサル会社の創り方③

デザイン事業をはじめて思った事…

まず「デザイン」というと、ドがつくほどのド“レッドオーシャン”の業界だ。イラストレーターというソフトを使えたり、少し動画を編集できたりするだけで、誰でもデザイナーやクリエイターなのだ。
例えば、10万円でA4チラシ制作を一枚受けていても、安いフリーランスであれば5万円、素人大学生なら1万円といった金額で代替されうるわけで、きちんと顧客と関係性をつくってないと仕事が簡単に取られるのである。

このアートやクリエイティブな業界は食えない人が多い。弊社にもクリエイティブな仕事がしたい!と相談にくる人がいるが、基本的にはやめておいたほうがいいよ…と思う。

・食えない状況や値下げ競争状態を打開するためには

アートやクリエイティブ業界で起業する人には、提案力や価格交渉能力が必要となってくる。このデザインに10万円かかる理由は?と聞かれて、しっかり回答できないといけない。デザインなんてすぐにクラウドワークスなどに取って代わられるからだ。

・社員デザイナーが副業しない理由

一方で、弊社のデザイナーたちは、基本的には副業はしていない。
はじめは、会社の給与が低いからと副業しはじめるかな…と思っていたが、私の交渉能力が高いので、デザイナーたちは個人で仕事をすると値切られる!と考え、会社を通じてしっかりと交渉してもらったほうが単価が高くなると思ってくれているらしい。

弊社は資本金は少ないものの、ちゃーんとした株式会社だ。法人取引を行うし、相手も法人しか選ばないため、取りっぱぐれもなく、B2Bのデザインビジネスをできている。そして、その成果は社員に給与で還元している。

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