2020年1月4日土曜日

企画・デザイン・コンサル会社の創り方②

100万円の発注を4つ取れたら、年収400万コースの話をしようと思う。

100万円の発注をポーンと出せる会社は、基本的には売上1億円くらいあれば、100分の1なので、そんなに痛くない。売上1億円というと、人件費を高く見積もっても1,000万円(社長はもう少しもらっているけど)の販管費混み x 10人で、10人以下、もしくはその前後の会社であろう。

僕は私立大学を卒業しているが、“親の”年収が2千~3千万円は結構普通にいたし、その2千万円プレイヤーからすると、100万円は20分の1になるので、100万円は厳しいものの10万円なんて安いもんだ。

・競合は飲み屋のねーちゃん?

どこからこの予算を取ってくるか…はじめは広告宣伝費を払っている企業をターゲットにする案もある。「広告宣伝費の代替費として10万~100万円のプロジェクトどうですか?」という流れを考えてみた。
更に言うと、地方でキャバクラに通っている酔っ払いのおじさん(←この人たちをお客にしたいかは置いておいて)からすれば、飲み屋のプロフェッショナルなおねえちゃんと話をして10万円接待交際費で払う、なんていうのはザラで、ゴルフコンペに数万円とかも当たり前だ。要は接待交際費の代替をめざすというものである。

つまり、価格の競合としては、実は飲み屋のねーちゃんよりvalueを出せればよかったりする。


・お客によって競合は変わる

しかしながら、企画でお金をもらうというのは結構大変で、お客を選ぶことが重要だ。飲み屋のねーちゃんがうるさい酔っ払いのおっちゃんの話し相手をしないといけないように、企画でお金をもらうにはそれなりの成果が求められる。

どの予算をひっぱってこようとするのか。同じ金額であっても、広報宣伝費なら競合は広告代理店だし、接待交際費なら飲み屋のねーちゃんとなるわけだ。

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