2020年3月22日日曜日

どういう立ち位置で勝負するのか②

・電機メーカーに入ると
私は一応...新卒入社で大手電機メーカーに入ったので、就職偏差値は高い。ちょっと根暗なエンジニアもいたものの、麻布や開成、大学は海外といったエリートの卵たち、アメリカの大学を卒業した帰国子女みたいな人、海外の大学院卒業、TOEIC900点以上の同期が半分…そんなチームにいた。

ただ、今思えば、決まらない会議やしょーもない仕事をずっとしていた。そんな環境で多少エリートの彼らの成長は止まっているのかもしれないが、私にとっては、もう知らんわ、である。

・本当にやばいなと思う人たち
マニアな話をすると、キーエンスの営業、リクルートの営業、外資系の証券営業あたりの人たちはマジすごいと思う。エリートでいうと、外資系コンサルティング、ボロボロになるまで生き抜く外資系金融機関の方々…その中の人たちがハーバードやMITの有名ビジネススクールに行く流れになり、彼がら書いた本を意識高い系の人が読む、という循環だ。

かく言う僕もライフネット生命の岩瀬さんの本を読んでいた学生の一人だ。

・研究者最強主義 vs 食えないアカデミックの反乱
弊社の九大生インターンと「エリートのキャリアは?」みたいな話をすると、そのまま大学に残って研究者をする人が一番すごい!みたいな議論になる。たしかに、商売人からすると大学の研究は夢があってすごい。
一方、賢い連中の中には食えない高学歴研究者はゼロか100かでつらそう…と思う人が多く(文系なんて大学院の人材は使えないって普通に思っているし)、最近は大学発ベンチャーも含め、落合陽一氏・ドミニクチェン氏などを筆頭に、研究者がエビデンスに基づいた胡散臭く"ない"ビジネスアプローチをしている。

逆にいうと、アカデミアの人たちの逆襲が始まったようにも見える。日本は勉強する人に冷たい世の中よね…高学歴ワーキングプアばっかりだわさ。こちら商売人からすると、食えない学者や研究者たちがやっとこっちのフィールドで勝負を仕掛けてきた、という認識である。

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