2020年3月3日火曜日

企画・デザイン・コンサル会社の創り方⑧ やってみてやっぱり気づいたこと

弊社の場合は、企画・デザイン・コンサルタント事業が相互に関連するビジネスであるが、今の社長業としては、芸能事務所のビジネスモデルに似ている(という話)

例えばであるが、アーティスト・クリエイターや講師たち"自身"が価格交渉し、出演し、お金をもらうよりも、マネージャーや会社が交渉し、出演し、楽屋に出入りし、入金処理は会社が行う…ほうが泊がつく。中々会えないくらいのアーティストのほうがいいのだ。

逆にこの営業戦略をうまく描けない…それにより、食えない人が多いのが現状である。
たとえばセミナー講師の場合、自分で営業し、会場設営を行い、集金するよりも、
司会者がいて、会場を温め、拍手で迎えられるほうが場の方が空気がよいし、満足度も高いはずである。

そしてもう一点、肝に命じておきたいのが、下請けにならないということだ。

営業は嫌だ…自分は自分の好きな絵を書く…というクリエイターは多い。
だが、そのクリエイティビティがよっぽど素晴らしければいいのだが、いや、たとえ素晴らしかったとしても、勝手に売れるというのは厳しい世界だ。最近、上記の業界の方と話をするが、営業9割・技術1割の世界だろう。

このようなビジネスを始めるのであれば、年齢問わず、営業は必須である。

誰かに誘われ、営業・集金・貴方への入金を行ってもらう場合には、中間マージンが発生する。どれだけ発生するかは各社によるが、一般的に、マネジメントコストは最低でも10%は取られるものだし、契約書によっては顧客との直接連絡は取れないという規約があったり、別会社の名刺を持たされたりすることもある。

「芸能事務所」と「芸能人」のギャラのようなものだ。
吉本だとギャラが不明、どこかの芸能人だと事務所3割で芸能人7割、新人は単価が低いので9割もらえたりもする。
相場はあってないような世界であり、価格は交渉次第ではある。

弊社としては、よっぽどのことがない限り、顧客と弊社で契約を結んでいて、入金管理はもちろん社長である私の仕事だ。

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