2012年3月31日土曜日

山形大学・立命館大学 学生交流プログラム


夏休みから後期にかけて「山形大学・立命館大学の学生交流プログラム」に参加した。
立命館大学と山形大学と教員・職員・学生の交流を図るという提携を行っている。
これは大学のFDプログラムの一貫で、双方の学生が両大学を訪問し、最終的に各大学の総長に向かって「おもしろい授業を創る」というテーマでプレゼンテーションを行う。

全体のフローとして

1.夏休みのFDサミットに参加する(以前のブログより
このイベントに全国から学生が参加しており、大学につい様々な課題に議論する。
「大学で行うべきことは何か?何のために大学にいくのか?」や「大学の面白い授業について」など、かなり抽象的な議論を各自の体験、大学のプログラムを紹介しながら話して行く。

2.山形大学の訪問
立命館からのプログラムの参加者は5名で山形大学に訪問した。
山形大学は地域連携に力を入れており、連携地域を訪問したり学生でディスカッションをした。
担当教員の方が地域の特性を生かした持続的なビジネスを立ち上げ、観光や地域産業の育成に取り組んでいた。他大学の取り組み、自分の興味の分野を知れて、本当にいい経験なった。

3.総長に向けてプレゼンテーション
東京キャンパスにて「おもしろい授業を創る」、大学の授業のあり方・改善点について議論した。
初めに自分たちの中での「面白い授業」の定義から始まり、現在の大学の抱える問題点、それに対するアプローチ、実際に自分たちが受けたよい講義のケース、それから導き出される結論などを発表した。
立命の文系の授業の問題として、第人数制の講義が多いため、人数を絞りよりインタラクトした授業を増やすべきだという結論に至ったような気がする。(当たり前なことだけれども)

大学の授業が面白くないのは当たり前、という80年代~90年代に比べると大学の講義はかなり改善されたと言われている。
僕自身は立命館でアントレプレナーや岡本行夫ゼミといった、様々な授業に参加できてよかったと思うが、まだまだつまらない授業が行われることが多く、文句を言い出してもきりがない。課題は山済みだと思う。

自分のアルバイトの家庭教師の経験から→教育を考えるきっかけになり→会社の社員研修やリーダーシップ、に興味を持つようになったのだと・・・と思っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿