2012年3月30日金曜日

バングラデシュ②


3.ハサンの家にホームステイに行く
中島研究室の調査同行が終わると、研究室に所属するハサンというバングラ人の帰省について行き、彼の家にホームステイした。
しかし、移動中に私は変な病気にかかり、熱が急騰、下痢、吐き気がして、路上で嘔吐した。ホームステイ先ではずっと寝込んでおり、真剣に死ぬかと思った。家族に迷惑をかけて申し訳ない。
ちなみに、インドでお腹を壊さなかった!という人でも、バングラに来ると敗北するらしいw

ちょうどその時期はラマダンであって、彼らは日中は一切食事をすることができない。
イスラム教の人は以前ホームステイを受け入れたことがあるが不思議な体験だった。
最終日は首都ダッカに訪問し、ご縁がありJICAのバングラ・ダッカ支部にいくことができた。水や様々なプロジェクトが行われており、日本の技術力は国際貢献しているのだと驚いた。

感想
考え・感じることはたくさんあった。

振り返ってみると海外経験が少ないにも関わらず、いきなり途上国、特にバングラディシュに行ったことはかなり無理をしたと思う。
途上国トラウマになった。もうアジアやほかの国で少しずつ慣らしていけばよかった。
初めての途上国、どうしてこんなに世界で格差があるんだろうか。日本がいかに幸せだということ。何で自分がこんなに格差とかに興味を持ったか、という疑問。

自分は山口さんみたいには慣れないし、国際貢献とかスケールのでかいビジネスが本当にしたいのか、
確かにここには可能性があるし、商社なんかに入社して何かを供給して国を開発したいと思う一方、自分にできることは何か、一生かけてやりたいこと、できることはそのようなビジネスではないと思った。
心の中で何か少し違うんじゃないか、ここで生き残るほど体力はない。
社会起業家・ソーシャルイノベーションとは違ったバリューを提供できるのでは。
ネガティブな内容は多少あるが、この国の可能性、自分自身かなり楽しむことはできた。
帰国後、2回生後期で新たな道を模索することになった。

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