2012年3月31日土曜日

アイデアラボ・インドからの留学生と考えたビジネスプラン「iMeishi」


自分のやりたいビジネスは何か?それを2回生の前期から悩み続けていた。2回生の後期から自分の大学生活が大きくドライブし始める。
文系の学生がベンチャーをやるには「技術を持った学生と組む」がもっと大切なことだと思う。もしくは、自分でプログラミングを勉強するかのどちらかだ。これについては後々ブログで記載したい。

入学当初、インドからの留学生を見つけとりあえず話しかけてみた。
ちょうどその時期、ゴールドマンサックのエコノミストが“BRICs”という言葉を発表し、日本のメディアもインドに関してかなり報道をしていた。
彼の名はJaiといい見るからに頭はよさそう。話を聞くと1回生はAPUで日本語を学び、2回生からBKCでロボティクスを専攻していた。うざがられるほど彼に電話をかけ食事に誘ったり、インド料理を家で一度作ってもらったりしていた。

プリインキュベーションルームの業務がきっかけでより仲良くなることができた。 

ルームのパソコンをすべてリカバリしてネットワーク設定をする、という仕事をこなすがLAN設定など私に分かるはずがない。少し自分のよくわからない「勘」が発動し、Jaiにやってもらえばいいなーと思い、バイト代を出して作業をしてもらった。

同時に上司の竹岡さんと「アイデアラボ」というプロジェクトを並行して行った。様々な学部から学生を集めて、ビジネスアイデアをフリーにディスカッションするという企画だ。
これらはアメリカの大学やGoogle、インキュベーションセンターなどのアイデアを模倣したもので、各自がビジネスプラン、問題意識、持っている技術などを気軽に議論することができ、面白いアイデアが生まれやすいといわれている。




もともとJai は研究者になりたかったらしく、インドから留学生は論文を書いて研究者になるのが王道らしい。
ルームの業務で“アントレプレナーシップ”という考えに出会い、研究や持っている技術をビジネスに活かすということは彼らにとって魅力的に映ったのかもしれない。

このアイデアラボを実際に行ったり、このフロアで活動する学生を見ているとベンチャーに興味を持ってくれた。
このアイデアラボでは色々なビジネスを模索・議論した。
僕の父が「名刺を交換するがその後は誰がどの名刺をくれたのか分からなる。この名刺交換の文化はどうにかならないか?人脈・ネットワークに繋がればなー」とぼやいているのを思い出し、さらにJaiが画像処理を専門としていることもあって、「名刺管理ソフト」を開発するのはどうか?という話になった。

以前紹介したビジネスプランコンテストの時期を向かえ、ちょうど大学では「アイデアコンテスト」というビジネスアイデアを発表するというイベントが行われていた。
この名刺管理ソフトのアイデアを元に参加することにした。名前はiPhoneやiPodをもじり、「iMeishi」というサービスにした。

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