2012年5月14日月曜日

自分の大学生活にストーリーをつけよう

「大学生活どのように過ごしたらいいですか?」・「がんばりたいけど何をがんばったらいいか分からない」という学生の相談によく乗っていたので、少し「自分探し」というテーマについて持論を展開してみます。ちょっと話は自分探しとはずれるかもしれませんが。

-大学生活の4年間の流れ-
※持論なのでこうするべき!というわけでなく鵜呑みにしないでほしい。

1回生 視野を広げる。自分のやりたいことを探す・見つける
2回生 見つけたものを実行してみる。それが本当に好きがどうか、確かめてみる。
3回生 地道な活動・作ってきた人脈がぐっと花開く年。飛躍の年に。
4回生 就活を終了し、人生で本当に好きなことのできる1年。
(繋がりのあるストーリーの結末となるような1年にしてほしい)

低回生時の僕は強く意識していなかったが、大学では自分の「キャリアシート」(活動履歴)をうまく作ろう、うまく見せよう!と思っていて、割と聞こえのいい活動をしていただろう。

その理由としては、大学って本当にたくさんの人がいるため、自己紹介をすると大体内容がかぶってしまうからだったと思う。(※別にそれが悪いわけでは絶対にないが)

僕の所属する国際経営学部だと、
・留学や英語とかに興味を持っている学生
・ベンチャーとか起業系の学生
・ボランティアとか国際協力の学生
などが多い。

友達や社会人に初めて会った時、1・2分で自己紹介をしないといけない。
その際、面白い事を言わないと、相手は自分の事を覚えてくれないし、印象にすら残らない。(自慢とアピールは紙一重なので本当にこの点は苦労したが)

+目立ちたがりやな僕は、人と一緒が嫌いで、誰もがやっていないこと・かっこいいと思った事をひたすら追いかけていた…気がする。結構これらの活動が評価され取材を受けたりしたw

友人の国際交流セミナー、アントレのガイダンス、オナーズの説明会、立命館高校等、本当に様々な場所で色んな人に話をした。

「学生講演会」というF-DooRsという団体が企画してくれた、「学生が学生に向けて、大学生活のすごし方を講演する」といった企画に参加させてもらった。
youtubeに動画がアップされているが、あまりに酷いのでここにアップするのはやめておく。気になる人はググッてほしいw

ここからが本題。
主観・持論だが、大学生活で最も大切なことは、1・2回生で視野を広げ、色々と手を出してきた活動にしっかりとした「ストーリー」をつけること、もしくはストーリーを作ることだと思う。

どうしてこの学部で選んだか?このような活動をしたか?
自分の生活を振り返ってみると、きっと何点かの軸で繋がっていると思う。

僕の場合は「グローバル×ベンチャー」だったと思うけど。

別に無理して「ストーリー」として大学生活をまとめる必要はないが、この点をクリアできている学生は話していて楽しいし、言葉では説明できないが何かがある。

就活にも役立つしね♪

きちんと単位を取っている4回生は講義はほとんどなく、本当に自由な1年間を過ごす事ができる。僕の4回生の1年間は「自分の大学生活というストーリーにかっこいい終わり方を作る!」ということを意識して活動していた。

また、卒業して会社に入社すると同期や先輩、上司などの初対面の方々に自己紹介をしたり、希望の部署をかけた配属面談を行わなければならない。その際に相手を説得、または共感させないと自分のやりたいことはできない。

どうしてこのような活動をしたの?と聞かれることが多く、「なんで?なんで?」の繰り返し。
加えて、自分を見失った時、大きな意思決定をする際には、自分の原点に立ち返ってみるといい。

自分がどういう人間か、アイデンティティーを模索できたことが僕の大学生活での宝かもしれない。「大学生活は何をしたらいいか?」という問いの答えの一つとして、『自分探しをすること』だと思う。

※僕が3回生の時に流行った「ストーリーとしての競争戦略」を参考にしているので、この本を読むとより伝わるかもしれないし、何かのアイデアになると思う。お薦めです。

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