2014年3月31日月曜日

どうして日本の大学生は勉強しないのか? (「-経・営・学・最・強・論-」の続き)

よく世間では「日本の大学生は勉強しない!」と言われている。

・トップはゴリゴリ勉強している
まず、前提が微小に間違っているため、「除く」作業を行いたい。
私の1stキャリアの同期は、大学時代死ぬほど勉強していた。厳密に言うと、「研究していた」かな。研究活動が激しすぎて、ビジネスの現場に入ると「学生時代のほうが大変だった」と皆口を揃える。

何をもって「優秀か」の定義は言及しないが、日本のトップ層の学生は優秀だし、勉強もしている。彼らが英語さえできれば、グローバルに通用するだろう。。。

本題に戻すと、問題だと思うことを2点挙げてみる。


・「大学の学び」と「ビジネスの現場」でのミスマッチ
学部の学びが実社会では全く役に立たないのか?いや経営学はそうでない!
http://airtecholdings.blogspot.jp/2014/03/blog-post_22.html

にて意見を記載させてもらったが、(自分自身の経験より)経営学はとても役に立ったが、他の社会科学だと「Question」が残る。

ビジネスの現場で求められていることは、まずは「人間性」だし、正直、新卒で現場に入っていきなり通用するケースは少なく、仕事は教えてもらうことが多い。
人間関係をうまく処理できるかが大切だと思う。

・大学の学びが面白くないから
「大学で学ぶなら、やっぱり経営学っしょ」

http://airtecholdings.blogspot.jp/2014/03/blog-post_19.html

にて述べた内容の追記だが、面白くない講義を行う教授が多いと思う。

要因としては、大学教授には ①教育 ②研究 ③行政 の3つの職務があり、研究肌の教授に面白い講義を行ってもらうことは、やはり難しいのである。

立命館の取り組みを最後に紹介したい

知っている範囲だと、

山形大学・立命館大学 学生交流プログラム
http://airtecholdings.blogspot.jp/2012/03/blog-post_31.html

FDサミット
http://airtecholdings.blogspot.jp/2012/03/blog-post_2892.html

FD活動も立命館は盛んに行っており、面白い講義の実施に向けて教員・職員・学生が連携し、取り組んでいる。


しかしながら、もっと出来るだろう!改善の余地はあるのではないか!と思う反面、教授の360℃評価や教育に競争を持ち込めばよくなるのかな~?なんて思ってみたりする。

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